moose FIRE STAND ~灯篭~ Large
ロースタイル焚き火台なら「FIRE STAND ~灯篭~」。ソロで豪快に楽しむ人こそ知る「五角形」の秘密
2023.06.21キャンプ用品
北海道発のガレージブランド「/moose/ canvas room」から、休日のキャンプで癒やしを求める人に向けた焚き火台「FIRE STAND ~灯篭~」のラージサイズが登場。ロースタイルのチェアとテーブルに合うだけでなく、見る人にやすらぎと安心感を与えるサイドパネルの五角形は、じっくり炎の鑑賞をしたいキャンパーのための焚き火台です。
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五角形が安心感を与えるワケ
注目ガレージブランドから待望の焚き火台
北海道・札幌で2018年に設立されたガレージブランド「/moose/ canvas room」。取手を自分で作るアウトドア用鉄板「Frying iron 3.2t(フライアン)」が、ソロキャンパーの間で話題となり、今では人気キャンプ漫画や有名食品メーカーのテレビCMで使われるほどヒット。マンションの一室から始まったガレージブランドながら、一躍、全国区の知名度となり、国内各地の人気セレクトショップでも選ばれる注目ブランドになっています。
日本人が慣れ親しんだ光の正体
そんな人気ガレージブランドが3月にリリースした焚き火台が「FIRE STAND ~灯篭~ Large」。その象徴の一つが、休日に炎をただただ鑑賞したいキャンパーを癒やす「五角形」へのこだわりです。
四角形の焚き火台は数あれど、「灯籠」は、五角形を採用。さらに夜に炎で浮かび上がるサイドパネルの五角形は、日本人ならどこか安心感を抱く形状になっています。
鮮明に記憶に残っていたあの光を再現
mooseでプロダクトマネージャーを務める川高裕介さんは、見る人を癒やす焚き火台を開発したきっかけについて、次のように語ります。
「5年ほど前に福岡に勤務していたとき、妻とふらりと長崎に観光に行ったのが、たまたま精霊流しのある日でした。川面に漏れ出る灯籠の幻想的な光は、今でも夏になると妻と『あれはすごかったね』と言っているほど鮮明に記憶に残っています。その後にガレージブランドを立ち上げて焚き火台を作ろうとしたときに、自分が理想とした炎こそがこのときの灯籠でした」
記憶に残る光を焚き火台でどう出すか考えたときに、ふと思いついたのが、北海道民にとって身近なデザイン。北海道開拓使のシンボルで、北極星をモチーフにした「五稜星」でした。サッポロビールのマークにもなっている慣れ親しんだ星の頂点を線でつなげば、現われるのは五角形。川高さんは「日本人なら安心して見られる落ち着く形状こそ五角形」と確信します。
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直感で組み立てられるシンプルさ
洗練されたキャンプサイトの定番となった焚き火台「グルグルファイヤー」で人気となっている同じ北海道発のブランド「トリパスプロダクツ」。同ブランドを手掛け、国内有数のレーザー技術を持つ金属会社が「灯籠」を製作しており、熱によるゆがみまでを想定して作られたクオリティの高さは折り紙付きです。
現在の焚き火台のトレンドは、 説明書を見なくても直感で組み立てられるシンプルなパーツ構成。灯籠の構造は複雑そうに見えても、Cカンでつながった五枚のサイドパネルのほか、灰受け、ロストル、連結長ネジ、止めネジの計5点で組み立てられます。
灰受けとロストルの間に、折りたたんだサイドパネルと五徳が入る設計。厚さ約4.5㎝まで薄くコンパクトに収納でき、クルマの積載に困ることもありません。
火床が地面から低い位置にセットできるため、ロースタイルのチェアに座っていても、焚き火台を見下ろしながら火を扱えるのも魅力。直火に近い感覚で焚き火のぬくもりを感じられますが、芝生サイトでは焚き火台の下を焦がさないように、難燃シートを敷くなど対策は怠らないようにします。
二段重ねの狙いとは?
ソロで豪快に楽しむのもアリな焚き火台
ラージに先駆けて発売されたコンパクトサイズの「灯籠」の開発はもともと、mooseの拠点とする北海道の焼き肉文化に関連します。長い冬にたまった外への渇望を晴らすかのように、夏がくれば、自宅駐車場の前からジンギスカンの匂いが各地で漂ってくるのが北海道。「外での料理はどちらかというと炭の印象が強かったので、開口部が一般的な七輪にも近い25cm×26cmほどのサイズにしています」。
コンパクトサイズはソロ向けの焚き火台としてヒット。しかし、「市販の薪を細かくするバトニングをせずに、ソロでも豪快に焚き火を楽しみたい」というニーズもあり、今回リリースされたのがラージサイズです。
五徳が五徳にとどまらない!
料理中も炎にこだわりたい人へ
mooseがラージサイズを出した狙いは、それだけではありません。目指していたのは焚き火台の楽しみ方を変える「二段重ね」という提案。
国内で販売されている焚き火台のほとんどは、鑑賞と調理を兼用にしたもの。ゆらめく炎を鑑賞しながら料理ができないというジレンマがあります。「灯籠のラージには360度に回転する五徳が付属しているので、その上にコンパクトサイズを重ね、炎の鑑賞はラージサイズ、料理はじっくりできる炭火と分けられるようになっています」(川高さん)。
もちろん、焚き火台を重ねなくても、ラージサイズ単体で焚き火の癒やしを感じるには十分。五徳に鉄板を載せて料理を楽しみつつ、炎を鑑賞すれば、キャンプの夜はかけがえのないぜいたくな時間へと変わります。
【基本情報】
商品名:FIRE STAND ~灯篭~ Large
使用サイズ:約45cm(開口最大部分)×深さ約10㎝(投入部分)
収納サイズ:約43㎝×約42㎝×約4.5㎝×厚み1.6mm
重さ:本体約5.3kg(五徳約450g)
価格:33,800円(税込)
購入はこちら:hinataストアを見る
五角形に癒やされる焚き火台「FIRE STAND ~灯篭~」
北海道と長崎が交わることで生まれた人気焚き火台「FIRE STAND ~灯篭~」。新たに加わったラージサイズは、休日のキャンプで焚き火台に癒やされたい人のための一台。ソロで豪快に、または夫婦やカップルでキャンプの感動を共有したいキャンパーにとって、長く愛用できる焚き火台となるでしょう。