『メスティン折り』型紙なしで、誰でもどこでも折れる簡単全行程!
キャンプで使う酒器は意外なところにある!ギフトショーで見つけた最新トレンドギア
2021.02.12キャンプ用品
アウトドア用品や生活雑貨などの国際見本市「東京インターナショナル ギフト・ショー 春2021」が2月3日〜5日に東京ビックサイトで開かれ、アウトドアブランドだけでなく、おしゃれなキャンプサイトに合いそうな食器や調理器具を取り扱うメーカーが多数出展しました。今回はキャンプでも家でも使えるアイテムが盛りだくさん。そこでキャンプに合いそうな注目商品をピックアップしました。
八王子ブランドがアウトドアで積極攻勢
八王子を東京西部のベッドタウンと思っていたら、その情報にはアップデートが必要かもしれません。鉄板ブームの火付け役「ヨコザワテッパン」は、東京・八王子にある冒険用品の専門店が生んだ名作。そう、全国にアウトドアトレンドを発信する力をつけつつあるのが、今の八王子です。その勢いは、ギフトショーでも健在でした。
メスティン対応の固形ストーブも八王子から発信!
八王子の金属加工「小沢製作所」が手掛けるアウトドアギアブランドがOZOPS(オズオプス)。同ブランドが満を持して昨年末に発売したのが、メスティンに対応した固形燃料用ストーブ「M8 STOVE」です。
メスティンのスモールサイズ専用に五徳を設計。炊く前の米や食材の入ったメスティンの自重によって、3つの爪がメスティンを挟み込む構造になっています。大手のトランギア社だけでなく、他社の同サイズのメスティンでの使用も検証済み。
さらに、芝生のキャンプサイトや、平らの場所が少ない河原などでも、平行を確保できる可動式の3本脚が活躍。医療機器や食品の工場から廃材として出るステンレスを利用しており、値段も3,000円(税別)と控えめなのもうれしいポイントです。
たためば約140gで、折りたためばコンパクトにメスティンの中にすっぽりおさまるので、徒歩やUL(ウルトラライト)キャンパーも持ち運びやすくなっています。
【基本情報】
商品名:M8 STOVE
使用サイズ:約170×160×90mm
収納サイズ:約140×50×10mm
重さ:140g
価格:3,300円(税込)
詳細はこちら:OZOPS公式サイト
ウインドシールドのロゴが輝く焚き火台
1952年創業の金属材料店が展開するアウトドアギアブランド「八王子工材」。無機質なステンレスから作りあげる焚き火台ソロ・少人数向けのFP350と、グループ・家族向けのFP500を用意。それぞれ同一形状のステンレスプレートを5枚組み合わせて使用します。シーンに合わせて4枚で組み立てられるのも特長。「八王子工材」と炎のロゴが入ったウィンドシールドが別売であり、八王子にゆかりのある人なら、思わず買わずにはいられない焚き火台です。
【基本情報】
商品名:FP350/FP500
使用サイズ:外径約350mm×高さ170mm/外径約500mm×高さ240mm
収納サイズ:約310mm×350mm×10mm/約420mm×440mm×10mm
重さ:約2.4kg/約4.7kg
価格:22,000円(税込)/25,300円(税込)
詳細はこちら:八王子工材の公式サイト
トレンドはアウトドア店にないキャンプアイテム!?
アウトドアショップにあるアイテムだけで装備や食器、調理器具をそろえていくと、他のキャンパーと似た構成になりがち。そこで個性を出すために注目されているのが、家でもキャンプでも使える食器や調理器具のアイテムです。アウトドアで使えそうな注目アイテムをピックアップしました。
キャンプの食卓に「おひつ」を
▲キャンプで使ってみたくなるおひつ
岡田製樽(徳島)は、有名寿司屋も使うほどのおひつを、一つ一つ職人が手で組み上げて完成させる徳島県のメーカー。特に、「結シリーズ おひつ」の1合用(税込9,900円)は、ソロキャンパーにぴったり。炊いたばかりのお米を飯ごうに焦げつかさないようにするだけでなく、モチモチのままにしてくれ、まさにキャンプでのご飯の保存に最適な日本伝統のアイテム。
フラットなふたは、プレートとしても使え、キャンプのテーブルをより上品に彩ってくれます。1合、2合、3.5合用の3種類の展開。
詳細はこちら:岡田製樽
ナチュラル系のキャンプサイトにおすすめの酒器
キャンプのお酒が楽しみな人がこだわりたい酒器。hinata編集部が注目したのが、木曽のヒノキを使った徳利とぐいのみ2つからなる「粋・丸ぐいのみ3点セット」(3,300円)。
岐阜県中津川市に本社を構えるヤマコーが販売しており、出展の担当者は「安いお酒でも、ひのきの上質な匂いで味わい豊かになります」とアピール。木の目のぬくもりある酒器で、今トレンドのナチュラル系で統一したキャンプサイトを目指すのもいいかもしれません。
詳細はこちら:ヤマコー公式サイト
お値段以上なアイテム多数
▲モンターナのコンパクト焚き火ストーブ
コストパフォーマンスの高いアイテムを展開する「Montagna(モンタ―ナ)」。コンパクト焚き火ストーブが2,980円、ステンレス製コンパクトグリルは燃焼時間10分の固形燃料が4個付いて1,480円。さらに一人用のドームテントは2,980円で、1万円ほどもあれば、春からキャンプが始められそうな圧倒的な価格を実現しています。
▲モンターナのテント
▲ステンレス製のコンパクトグリル
▲便利なバーベキューファン
またハンドルを回すだけで風をおこせるガンタイプのバーベキューファン480円など、便利アイテムも多数展開。大手のホームセンターなどで展開しており、その価格では考えられない機能性を確認してみてください。
詳細はこちら:モンターナ公式サイト
家でもキャンプでも使える酒器と食器は多数
家でもキャンプでも使える生活雑貨が多く並んでいたギフト・ショー。食器や調理器具、雑貨以外にも、カーペットやサコッシュなど、アウトドア向きなアイテムが多く展示されていました。アウトドアショップ以外にも多く眠っているのがキャンプギア。自分だけのギアは意外な雑貨店にあるのかもしれません。