おうちでもソロキャンプでも楽しめる野外用の燗炉「chibi chibi」。炭屋が本気を出した新作とは?
2021.09.03キャンプ用品
創業70年の炭屋、福田商店(川崎市)が、ソロキャンプや家でのむ熱燗を格上げしてくれる野外用の炭火調理器具をリリース。その名も「chibi chibi(チビチビ)」。人気急上昇中のソロキャンプはもちろん、夫婦やカップルで、炭火とともにゆったり、充実した時間を味わえるとあって、1月の発売から初回ロットは完売するほどの人気となっています。
制作者
石原空子
今は2人の子どもを連れ、友人ファミリーとのグループキャンプがメイン。そろそろソロデビューをしたいと思い、着々と準備中です。焚火を使ったダッチオーブンを使った料理に挑戦中です。
Instagramアカウント:@takakoumino
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炭屋が調理器具を手掛けたワケ
福田商店は、飲食店などに業務用の炭を主に取り扱い、昨年から続くコロナ禍により、売り上げは大きく落ち込みました。そこで考えたのが「炭火の良さや活用法をもっと広く知ってもらい、一般家庭でも炭火を楽しんでもらいたい!」ということ。そのためにはまず「家庭でも気軽に使用できる調理器具が必要」と考え、炭火用の調理器具に着手しました。
厳しいときにこそ地域で手を取り合おうと、川崎市の協力を得て、市内のメーカーからステンレス材料を調達。土台と専用ケースの原材料は、神奈川県の間伐材を扱う団体から仕入れ、家でも外食のような楽しさを体験できる新商品を完成させました。
スタイリッシュに楽しめる熱燗
つまみを炙りながら熱燗を楽しむ極上の贅沢!
木材とステンレスのスタイリッシュな野外用の燗炉が「chibi chibi」。火口は炭火で焼く場所と、お湯を温めて「ゆでる、煮る、炊く、温める」場所に分かれています。
日本に古くからある燗炉の魅力は、つまみをあぶりながら、燗をつけられること。野菜や魚をあぶながらの日本酒、アヒージョとホットワイン、お湯を作って焼酎のお湯割りもおすすめです。ほかとは異なるスタイリッシュなデザインで、インテリアとして見えるところにおけるのも、うれしいポイントです。
アウトドアでももちろん大活躍の予感!
キャンプやお花見で楽しむときは、種類も充実してきているおつまみの缶詰をお湯の中に丸ごと入れて温め、あぶった野菜に合わせて楽しむのももおすすめ。最近は焚き火に注目されがちなキャンプですが、じっくりと焼き加減が調整できる炭火を楽しむのも魅力です。サイズも小さいので、キャンプのお供にも!
【基本情報】
商品名:chibi chibi(チビチビ)
サイズ: 14×32×12cm
重さ :1700g
価格 :
[ステンレス本体と木枠台]30,000円(税抜)
[ステンレス本体と木枠台、BOX]40,000円(税抜)
購入はこちら:福田商品のECサイト
*chibi chibiは1月26日現在、欠品中。次回入荷は2月以降の予定。
特別な時間をコロナ禍も、その後も
マスクを外して仲間たちとキャンプで宴会を楽しめる日を心待ちにしつつ、コロナ禍のステイホームで見つけた自宅飲みや一人時間の良さはこれからも継続していきたいもの。今回紹介した「chibi chibi」は、まさにその両方を楽しめるアイテム。ステイホームを「chibi chibi」と楽しみながら、一日も早い収束を祈りましょう。