キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
那須高原にあるモンゴリアンビレッジのゲルの室内

気分は遊牧民!モンゴリアンビレッジでゲルに泊まりたい!

2021.03.31キャンプ場

那須高原にある「那須モンゴリアンビレッジ テンゲル」ではモンゴルの遊牧民族の移動式住居「ゲル」での宿泊を体験できるんです!モンゴル遊牧民族のの知恵が詰まった快適なゲルに一度祝はしてみてどうでしょうか?ということで今回は、「那須モンゴリアンビレッジ テンゲル」をご紹介します。

モンゴリアンビレッジとは?

東京から「那須塩原」まで東北新幹線で70分、車なら東北自動車道で「那須IC」まで約2~3時間で行ける那須高原の雄大な自然の中に出現するモンゴルが、日本で唯一モンゴルの文化を体験できるモンゴリアンビレッジ「テンゲル」です。ここは、モンゴルの移動式住居である「ゲル」をモンゴルから直輸入。那須の自然の中で仲間や家族、自然を大切に生活しているモンゴルの遊牧民の生活が体験できる異文化体験型リゾートです。

ゲルに泊まれる!

テンゲルの敷地内に一歩足を踏み入れれば、そこはもうモンゴル。那須の自然に囲まれた広大な敷地内には、中央にモンゴル模様が施された真っ赤な扉のゲルが立ち並んでいます。ゲルの中を彩る家具もすべてモンゴルから直輸入したもの。ゲルの中に並べられたオレンジを基調とした極彩色の机、タンス、椅子、ベッドは遊牧民の生活そのまま。本国と唯一違うのは「テンゲル」にはエアコン、テレビが各ゲルに完備されているところ。つまり、本場モンゴルと同じ空間を快適に体験できるということになりますね。本場のモンゴルでは、5~6名の核家族に一つのゲルですが、テンゲルには最大10名まで泊まれるゲルも用意されているので、三世代やグループでの宿泊も可能です。

知っておきたいゲルのこと

ここで少し、ゲルについてご紹介しましょう。ゲルとは、モンゴルの遊牧民が使用している移動式住居で、中国ではパオ(包)、トルコではユルトと呼ばれ、広い地域の遊牧民が使用しています。床板を除く部材の総重量が250~300kgもあるゲルは、移動する時には解体し、最近ではトラックに乗せることもありますが、多くは牛やラクダなどの家畜の背中に乗せて運びます。移動先では、2~3人で1時間半~2時間ほどかけて組み立てます。

ゲルの組み立て方とは

モンゴルの気温は、夏の昼間で25~30度ですが、朝晩は12~15度ほど。夏は、フェルトや布を敷き床とし、-15度にもなる厳しい冬には、防寒のために家畜の糞をまき、その上に板と絨毯を敷きます。折りたたみ式の格子状の壁は、骨組みをつなげることで円形の壁となります。南から南東の方角に扉を取り付けたら、馬の尻尾やたてがみで作られたロープで壁に固定します。ゲルの中央に2本の支柱を立て、丸い天窓の枠を取り付けたら、数本の垂木で天窓と壁を放射状に固定。天井には布をかぶせて壁にはフェルトを巻いて、屋根にもフェルトを乗せ、ゲル全体に厚手の布と防水用の布をかぶせて、ロープで外壁を締め、最後に天窓の開閉に使う布をかぶせたら完成です。 モンゴルの一般的なゲルの大きさは直径4.5~6.5mほど。住居の他に納戸や倉庫に利用するゲルもあります。基本的には、1つのゲルに1つの家族が住みます。ゲルには、水道などがないため、川や池の近くに建てられ、自然水を使って生活します。また、南を向いて建てられるため、天窓から入る太陽の動きによって時刻がわかるんです。天窓があることで、ゲルの室内は明るく、また風の通りも良くなります。 テンゲルでは、10名以上のグループであれば、ゲルの組み立て体験もできます。実際に自分たちの手で、ゲルを組み立てることで遊牧民の知恵と文化を実体験してみるのもとても楽しそうですね。

ゲルの中でのマナーとは

先祖代々から受け継いだゲルはモンゴルの遊牧民にとって大切な文化です。さまざまなルールやマナーのあるゲルですが、座る位置にも決まりごとがあります。入って左側は「男性の座」で、一番奥が上座となり最長老が座ります右側が「女性の座」で、女性や子供が座る位置となっているのです。

テンゲルでモンゴル体験を楽しむ

テンゲルでは、本場の奏者によるモンゴルの伝統的な楽器「馬頭琴」のコンサートが毎日開催されています。馬頭琴は、モンゴル語で「馬の楽器」という意味で、馬のしっぽを束ねて作った二本の弦を、やはり馬の毛を張った弓で弾くモリン・ホールとも呼ばれている楽器です。モンゴルでは、古くからモンゴル民謡の伴奏のために使われていたとても縁起の良い楽器で、独特の乾いた郷愁漂う音色はモンゴルの人が大好きな響きなのです。一度聞くと忘れられない美しい響きをぜひ体験してみてください。 また、フロントロビーでは、モンゴルの民族衣装「デール」がレンタルできます。カラフルな民族衣装をまとい、モンゴルの遊牧民気分を味わえるのもテンゲルならではの楽しみです。

バーベキューや鍋を堪能!

モンゴルの遊牧民の主食は羊の肉ですが、テンゲルでの夕食は施設内のレストランで那須黒毛和牛や那須三元豚、鶏肉、オリ維持なるホワイトソーセージなどボリューム満点のバーベキューが堪能できます。また、冬季限定メニューの豆乳鍋としゃぶしゃぶの「テンゲルオリジナル二色鍋」とチンギスハーンが食べたと言われる辛い火鍋「ハロントゴー(あつあつ火鍋)」は人気のメニュー。朝食では、塩で羊を煮込んだ羊の湯で肉も用意され、洋食とモンゴル風の料理がビュッフェ形式で楽しめます

他にもこんな施設が!

広大な敷地のテンゲルには、宿泊ゲルの他にもさまざまな施設があります。 その一つが、テンゲルの地下800mから湧き出る温泉です。こちらのお湯は、ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉で、メタケイ酸含有量が100mgと豊富で美肌の湯とされています。また、慢性皮膚病や慢性婦人病、虚弱児童の体質改善などに効果が期待できる温泉です。男女別の露天風呂では、星空を見上げながら、遠くモンゴルの地に想いを馳せることができます。内風呂は、大地をイメージした岩風呂と桧風呂の2種類。脱衣場には、各種アメニティが用意されているのも嬉しいですね。
宿泊ゲルの他にモンゴル語で「獅子」を意味するアルスランと名付けられた最も大きいゲルタイプの多目的スペースがあります。ここは、エアコン、床暖房が完備された円形の広いスペースで、グループでの宿泊や大宴会、会議など目的にあわせた利用が可能となっています。

まとめ

夜になると30分間施設内の明かりが消灯される「星空タイム」が実施されます。満天の星空と高原性の気候、牧歌的な雰囲気の中で、焚き火のゆらめきと星の瞬きに日常を忘れられる心穏やかな時を過ごせるテンゲル。静かなだけれど豊かな時を過ごしに、モンゴリアンビレッジ「テンゲル」を是非訪れてみてはいかがですか。
【基本情報】 住所:栃木県那須郡那須町大字高久丙1577-9 電話:0287-76-6114 料金:10,800円〜 チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00 公式はこちら:モンゴリアヴィレッジ テンゲル

特集・連載


あわせて読みたい記事