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【わずか30g】"最小限の美学"が詰まった「アルコールストーブ」がキャンパー心にも火をつける

※本記事には一部プロモーションが含まれます

hinata編集部員が、自分のお気に入りアイテムについて好き勝手に語る連載企画「編集部のお気に入り」。編集部・渡辺がULスタイルに憧れて手に入れたのはVARGOのアルコールストーブ「TITANIUM TRIAD MULTI-FUEL STOVE」。購入の決め手となったシンプルなデザインは、最小限の構造で最大限の機能を発揮するミニマルな美学にあふれていました。

「シンプル&マルチ」なデザインに心ときめく

キャンプの調理の熱源といえばシングルバーナー。私も愛用し、キャンプでは欠かさず持って行くギアの一つでした。しかし、よりコンパクトに、軽く装備をまとめるUL(ウルトラライト)のスタイルに憧れて手を伸ばしたのがアルコールストーブ
vargo アルコールストーブ
その中でもデザインに一目惚れして購入したのがVARGO(バーゴ)の「TITANIUM TRIAD MULTI-FUEL STOVE(チタニウムトライアドマルチフューエルストーブ)」です。 無駄の一切ない佇まいに、「これ欲しい」というギア欲に火がつき即購入。実際に使ってみると、こいつ外見だけじゃなく中身もいいヤツなんだと思い知らされることになります。
vargo アルコールストーブ
本体と折りたためる爪だけで構成されるミニマルなルックスはもちろん、30gという軽さも大きな魅力。チタン製品を得意とするバーゴならではの逸品なのです。
vargo アルコールストーブ
使用する際は、上下の爪を開きます。上部は五徳としてクッカーやメスティンなどを置く際に使い、下部は脚として本体を支えます。上下とも全く同じ構造ながら、それぞれ違う役割を果たすというミニマルな思想にしびれます。
vargo アルコールストーブ
上下をひっくり返すとブランドロゴとともに凹んだ部分が登場。ここは固形燃料やジェル燃料を置く場所になります。これが「マルチフューエル」という名の所以です。シンプルな構造ながら、その機能を最大限に発揮するためのデザイン。これこそ機能美という言葉が相応しいのではないでしょうか。

スロースターターな性格も愛おしい

vargo アルコールストーブ
それでは、実際に点火してみましょう。本体に燃料用アルコールを注ぎ、火をつけるとこんな感じ。点火初期は火力が弱く、本体内のアルコールが温まり気化することで、本燃焼に移ります。 ただ、本燃焼にいたるまでの時間がかかるのがこいつの難点…。この状態で3分ほど待つ必要があるのです。
vargo アルコールストーブ
そこで活躍するのがビール瓶などの「王冠」。王冠に少量のアルコールを注ぎ点火します。
vargo アルコールストーブ
これをストーブの下に潜り込ませると、本体内のアルコールの気化が一気に進み、すぐさま本燃焼が始まるのです。身の回りにあるちょっとしたもので不便を解消できるのも、愛着が湧くポイントでもあります。
vargo アルコールストーブ
本燃焼が始まれば火力は十分。500mLの水を約5分で沸かせられるパワーがあります。 また、この青い炎もアルコールストーブならではの魅力。焚き火とはまた異なる味わいがあり、調理だけでなく、ただ火を眺めるためだけでも価値あるギアといえます。

最後までスマート!有終の美を叶えるギア

vargo アルコールストーブ
後片付けにも、バーゴの機能美が光ります。ストーブを使い終えた後、アルコールが余ってしまっても燃料の処理は簡単。本体を逆さにすれば、アルコールが爪を伝って流れるのでこぼすことなくスマートに燃料のボトルへ戻せます。 終始、ミニマルの美学を見せてくれるこのアイテム。シングルバーナーなどに比べれば手間はかかるものの、その機能美やミニマルな世界観に浸りたければ手に入れる価値ありの逸品です。

編集部のお気に入り

hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。



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