あぐらをかけるローチェア！焚き火の暖かさに包まれる「KAGURA」の魅力とは

2023.04.11キャンプ用品

地面に座って直火の焚き火を囲むように、自然と一体化できる木製ローチェア「KAGURA(カグラ)」が2023年4月末に発売されます。手がけたのは、シカゴグッドデザイン賞の受賞経験もある家具メーカー「セイアローズ」。くさびを使った組み立て式で、美しいデザインとキャンプでの持ち運びやすさを兼ね備えている逸品です。今回は、そんな「カグラ」の魅力に迫ります。

焚き火の暖かさに全身を包めるロースタイル

質の高い洗練された家具を取り扱うメーカー「セイアローズ」から発売されるアウトドアチェア。「火坐(カグラ)」と名付けられた同アイテムの大きな特徴は、焚き火や大地をより近くに感じられる座面の低さと、あぐらもかける安定した座り心地です。カグラの座面は約16cmと低く、焚き火の温度やはぜる音、炎のゆらめきを近くで感じられる設計。焚き火との距離が近いので、暖かさを全身で感じられます。丈夫な木製フレームを採用しているほか、座面と背もたれをどちらも広めに作っているためグラつきとも無縁。あぐらをかいて焚き火を囲めば、まるで自然と一体化したような感覚で満たされます。

道具いらずで組み立て完了！スタッフバッグつきで収納もコンパクト

「ロータイプの焚き火台のためのチェアがほしい」そんな声をきっかけに誕生したカグラ。アウトドアメーカーのモデルを多く務め、自身もキャンプや登山に明け暮れるファッションモデル・KENJIさんと、匿名で活躍するデザイナー・matoさんがタッグを組み、開発されました。

木材フレームに真鍮のくさびを打ち込み、縫い目の少ない帆布をかけたシンプルな構造。ハンマーやドライバーなどの道具を使わず、誰でも直感的に組み立てられる使い勝手の良さも魅力です。

座り心地やだけでなく、持ち運びやすさも兼ね備えているカグラ。付属のスタッフバッグに収納すれば、コンパクトに携帯できます。チェア自体の重さは3.1〜3.4kg(素材によって変動)と見た目以上に軽量なため、女性でも無理なく持ち運び可能。「軽量かつおしゃれで人と被りにくいアウトドアチェアがほしい」というこだわり派こそ使ってほしいアイテムです。

少しのメンテナンスで「いい味」が出る。長く使える相棒に

天然素材を使用しているため、風合いの変化やお手入れが楽しめるのも醍醐味の一つです。くさびとして使用している真鍮の無垢材は、使っていくうちに黒ずんで「味」が出てくるパーツ。無骨な表情への変化を楽しめます。もちろん、磨いてピカピカの状態に保つことも可能。好みに合わせてメンテナンスしてはいかがでしょうか。また、オイル仕上げされた木材は、ほどよい光沢感が自然の景観になじみ、ぬくもりを演出。定期的にオイルを塗り重ねれば、長く美しいツヤをキープできます。

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