ゴードンミラーの新作軽バンは拡張性に注目！【東京オートサロン2023で見つけたキャンプなクルマvol.6】

「心躍るガレージライフ」をテーマに、機能的なデザインのガレージグッズやアパレルを展開するゴードンミラー。そんな同社のエッセンスを凝縮したオリジナルカーレベル「GORDON MILLER MOTORS(ゴードンミラーモータース)」から、新たに新型車「GML S-01」が発表されました。 こちらは「ダイハツ・ハイゼット」をベースに製作された同社初の軽自動車。これまでのラインナップ同様に、メーカーの生産ライン上でオリジナルカラーに塗装される本気ぶりです。急増しているソロキャンパーや、都市部在住でクルマはコンパクトに抑えたいというユーザーに乗ってほしい1台とのこと。 ハイゼットの中でもパワーに定評のあるグレード「クルーズターボ」が採用されているため、たくさんのギアを積んで急坂を登ることの多いキャンパーにとっても信頼できる1台になっています。

ゴードンミラーの大きな特徴の一つが、高級感のある内装。これまでに発表されてきた車両同様に、天井や左右の内張には、無垢の天然木アカシア材を採用し、木の温もりを感じる空間になっています。 一般的なバンライフ向けカスタム車両は、サブバッテリーや収納なども装着済みであることが多いですが、「GML S-01」の内装はとにかくシンプル。これには、最終的にユーザーが思いのままに、自分仕様のカスタムを楽しんでほしいという思いが込められています。

左右の壁にはサッとセッティングできる収納式テーブルを設置。調理やちょっとした作業台として重宝します。また、カーゴスペースの窓にはカーテンを設置しているなど、車中泊で活躍する必要最低限のギミックが標準装備となっています。

hinataが注目したのはこちらのシートカバー。一見地味ですが、実はコーデュラナイロンを採用した耐久性抜群のアイテムです。外遊びで汚れた服でも気兼ねなく乗れるシートは間違いなく重宝します！

背面にはギアや小物をつり下げられるギアループも装備。小さなアクセントですが、ギア好きにとっては何をつり下げるか考えてしまううれしい仕掛けです。

【基本情報】 車名：ハイゼットカーゴ クルーズターボ(ベース車) サイズ： [全長]3,395mm [全幅]1,475mm [全高]1,890mm 乗車定員：4名 エンジン：直列3気筒インタークーラーターボ付 総排気量：0.658L 駆動方式：2WD/4WD タイヤサイズ：145/80R12(F・R)

ハイゼットの広々空間を活かしながら、内装には天然木を使って質感をアップ。そして追加ガジェットは一切なしという潔さ。ゴードンミラーの新型軽自動車は、ポータブル電源やマットはお気に入りを使いたいという、こだわりの強い方にはぜひチェックしてほしい、まさに最高の「ベース車」です。 hinataではこれからも、キャンパーが楽しめるクルマ情報をお届けするのでお楽しみに！

撮影／渡辺昌彦