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パパキャンプ場作る

【パパ、キャンプ場作るってよ。】第17回「建設工事③ログハウスが完成しないぞ?」

2022.12.10キャンプ場

赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコ・ファミリーキャンプ場」を千葉県勝浦市に作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで赤裸々に連載する「パパ、キャンプ場作るってよ。」。 第17回「建設工事③ログハウスが完成しないぞ?」 ログ積みが完了したログハウス。完成目前かと思いきや、いっこうに終わらない…?度重なるハプニングと、やってもやっても減らない工程。いつまでかかるか、あとどれだけやれば終わるのか、Nobody knows…。そんな中でも走り続ける、ママの心の叫びとは?

森永ファミリーの新生活

この記事を書いていたのは10月。 10月末の完了検査を控えて、日々のタスクがエグい… ついに、一度も締切を飛ばしたことのないママが、もう無理だー!と諦めて、11月に加筆しているなう^^; 当時の予定表は、連日タスクでビッチリ埋まり、これ1つでもズレたら、どうなっちゃうんだろう…ってくらい((((;゚Д゚))))))) しかも、季節の変わり目で、息子も娘も、鼻水じゅるじゅる…息子が熱を出した時には、娘も登園できない決まりですが、息子を腹痛ってことにして行かせられないか…と夫婦に悪魔が囁くレベルΨ(`∀´)Ψケケケ ちなみに、山で一日中作業をするのが当たり前になっているので、パパのITの仕事の時間確保が、超課題に。 そこで、移動時間を削ろうと編み出したのは… 「山の裏の家のおじいちゃんと暮らす」という解決策。
▲長い廊下や障子、縁側のあるザ・日本家屋をよちよち歩く娘
▲長い廊下や障子、縁側のあるザ・日本家屋をよちよち歩く娘
おじいちゃんとは、祖父ではありません。他人です←言い方w もともと、今後のキャンプ場運営を考えた場合、パパが夜も常駐する都合上、キャンプ場の近くに住んでいるに越したことがないので、裏の集落の方には空き家を聞いていました。 そこへちょうど、3部屋空いているから、使って良いよと声をかけてくれたのが、山の売主でもあるおじいちゃん。 というわけで、古民家に、家族4人で転がり込む運びとなったのでした。 その生活の実態は…めっちゃ気になると思いますが、書き出したらキリがなくなりそうなので、またいつか番外編にでもします。 ただ、ひと言いわせてください! 「遠くの親戚より、近くの他人」 …これ、ホンっト!!!!(;д;) 周りの方々の手助けなしにはやっていけないほど、追い詰められているという長い前置きでした(∀`*ゞ)エヘヘ

ログハウスの進捗状況

ここで、現在の森永ファミリーの目標をおさらいします。 長期目標:キャンプ場完成 中期目標:1ヶ月でログハウス完成 短期目標:雨が降る前に屋根を張る 屋根を張ると簡単に言いますが、その工程が、めちゃくちゃ長い!! 実はママは、ログ積みが完了した時点で、もうほとんど終わったと思っていました。
「あとは、屋根を張ってー、床板はすでにロフトの床を張って意外と楽勝だったしー、ポーチも床を張るのと同じ作り方だから、すぐに終わるかなー」ってノリ。 ところが、どっこい!!!!← 実際にかかった日数をまとめると… ログ積み:9日間 屋根張り:15日間 床張り:2日間 ポーチ:2日間 建具:3日間 その他(手すり、巾木、廻り縁):3日間 カビ取り:3日間 塗装:9日間 雨や買い出しで作業できない日も含まれていたり、ポーチはママ1人でやったりと、正確に比較できるわけではないのですが、屋根張りは不動のダントツ( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ そして、ログ積みが終わっても、全体の3割も終わってなかったって…当時は知らなくて幸せだったのかも^^; というわけで、やってもやっても終わらない屋根張りが始まります。

地獄の【屋根張り】

まず、屋根張りの工程をご紹介します。
  • 垂木を金物で固定
  • (電気配線)
  • 天井板を釘締め
  • 面戸板を現場カットして釘打ち
  • 鼻隠しを固定
  • 破風板を固定
  • 防虫ネットを鼻隠しに
  • 天井板の上に断熱材と透湿防水シートをタッカー止め
  • ベニヤで蓋をしてアスファルトルーフィングをタッカー止め(ここで雨対策は一旦完了)
  • アスファルトシングルを特殊釘とシングルセメントで固定
こう見ると、めっちゃ多いやんけ!となりますが、現場では、翌日のタスクを確認するだけで精一杯かつ、一つの工程にどれだけ時間と手間がかかるかわからないので、ずっと全体像が見えないまま、ひたすら暗闇を走り続けていましたε≡≡ヘ( ´Д`)ノ とにかく毎日ハプニングが起こって、すべて書き出したらキリがないので、ママの心の叫びBEST5をご紹介します。

ビットって欠けるんかい!

まず、垂木という屋根を支える木材を、セトリング調整金物で固定します。
▲横方向のログの上に斜めに乗っているのが垂木
▲横方向のログの上に斜めに乗っているのが垂木
セトリング(ログ壁の収縮)しても、屋根が歪まないように、うまく調整してくれる金物をビス止めします。
垂木にセトリング調整金物をビス止めするパパ
いよいよ待ちに待った屋根張りの開始に「垂木終わるまで帰れまてん!」と意気込んだのも束の間。 固定するビスが90mmと長いためか、垂木が硬いのか、インパクトドライバーのビットが欠けて、ネジ穴にはまらなくなってしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン
▲手前は欠け、奥は先がなくなってしまったビット
▲手前は欠け、奥は先がなくなってしまったビット
ネジ山が消えることこそあれ、ビットが壊れるなんて、想定外。というわけで、進捗3/24本にして、作業終了~ \(^o^)/ ホームセンターでビット10本入りのお買得パックが売っているのを「誰がこんなに使うんだろう…」って不思議だったけど、まさか自分が使うことになるとはw
▲ビット1個100円しないお買得パック
▲ビット1個100円しないお買得パック
ビットを次々と犠牲にしながら、翌日に24本完了しましたε-(´∀`*)ホッ
垂木の乗ったログハウス

体勢しんどすぎるやろ!

ついに、天井板を張って、頭上を塞いでしまいます! 張り方は床板と変わらず、釘を45度の角度で打込み、釘の頭を押し込む釘締めをするのですが、床板と比べ物にならないくらい、難しい…。
▲ロフトの床張りでの釘締めの様子
▲ロフトの床張りでの釘締めの様子
その原因は「体勢」 ロフトの屋根から始めたので、金槌を振るうスペースさえなく、仕方なく、寝転がる。
寝転がって天井板を釘打ち
寝転がると重力のかかり方が変わるので、全然思うように打てない。 しかも、母屋という垂木を固定した木材が、邪魔!
母屋が邪魔で、無理な体勢で釘を打つ
移動するたびに、いちいちくぐって避けなければならなかったり、くぐったと思ったらくぐれていなくて、腰を強打したり…イライラする!!!! 改善できない劣悪な環境を受け入れなければならないことほど、ストレスが溜まることはないんじゃないかってくらい、精神的にしんどい作業でした。 そして、この母屋を超えた瞬間、めっちゃはかどるっていう^^; しかし、それも束の間。 家から出た途端、体を支える場所がなくなって、ブリッジのような体勢で釘打ち。背中攣りそう…(;^ω^)
背中がつりそうな体勢で天井板張り
というか、こんなところまで、天井板張るのね。天井じゃないのに。 あ、もちろんビビリのママは、下でひたすら天井板の現場カットです(๑´ڡ`๑)

面戸板・鼻隠し・破風板…全部やめよ?

屋根板の種類って多すぎません?
面戸板と鼻隠し
やっと天井板が終わったのに、出てくる!出てくる!!
破風板と防虫ネット
しかも、天井板同様、すべて現場カット…量がエグいぞ? 装飾なら、もう全部取っ払っちゃおうぜ(๑•̀ㅂ•́)و✧って気分ですが、そういうわけにもいかず。 さらに、破風板の施工方法の説明が自由すぎる件w わかったのは、以下の2つのみ。
  1. 2枚の板をズラして張る。
  2. 直線の板と波板の両方が十分量梱包されている。
要するに、好きに張れってことなんだと思いますが、それほど素人泣かせなことはありません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) どれくらい、ずらす? どこに合わせる? 波型を使ったほうがいい? どんなのがオシャレ? 疑問はつきませんが、相談できる人もいないので、自分のセンスを信じて、えいやーって決めて張るしかない。 その結果、完成形が成功なのか失敗なのか、はたまた、おしゃれなのか残念なのか…わからん!←w

「俺、落ちてる!!」って言われても!

ここで、やっと、屋根を塞いで、雨が入らないような構造にするフェイズに突入ですヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ いよいよ、屋根の上に登ります。が。。。 立てないwww ログハウスは屋根勾配が41度と、一般的な瓦屋根の倍以上の急勾配なので、四つん這いになって手でも体を支えないと落ちてしまうそうです。
ログハウスの屋根の上で、グラスウールをタッカー止め
二足歩行ができないと、両手が空かず作業がしにくいのですが、金銭的な都合で、パパが「足場は要らない」と言い張ったので自業自得←w というのも、設計事務所での打ち合わせで、設計士さんも親方も足場がないと作業できないよ?と心配する中、パパは「僕、木に吊られて、地上15mくらい登れるんで」と自信満々。 確かに、樹上伐採用の装備があるので、物理的には可能ですが、実際に登ってみると、思ってたんと全然違うらしいwww しかも、天井板の上に、グラスウールという断熱材をタッカー止めしていくので、足の踏み場は、幅4.5cmの垂木の上しかないっていう(;^ω^) さらには、グラスウールがはいっているビニールがツルツル滑る上に、垂木の上にまでぷわぷわはみ出てくるそうです。 極めつけは、雨。 予報にはない地味な小雨で、ビニールを踏んだら一巻の終わり。 まぁ、きちんと安全帯をつけてはいるのですが、作業を中断せざるをえない雨量ではないというところが、さすが「持っていない男」パパw そんな中「俺、落ちる!てか、落ちてるー!!」って叫ばれても、何もできませんwww 一応「大丈夫?」って心配してみるけど、心の中では「…って言われても!」って突っ込んでいますヽ(゚∀゚ )アヒャヒャ グラスウールは、雨で濡れると、綿の間の空気がなくなってペッチャンコになり、断熱できなくなってしまうので、養生しながら作業し、ダメになる前に、上から透湿防水シートを張ることができました。
透湿防水シートをタッカー止め
タッカーもケチって手動のタイプにしたので、思ってたよりも3倍くらい力が必要で大変でしたが、次のベニヤ板に比べれば… ついに、ガチで立てなくなりますwww 仮止めの足場を作ってみたり、廃材で梯子をDIYしたり。
▲パパの足のサイズ分しかない”超”限定的な足場w
▲パパの足のサイズ分しかない”超”限定的な足場w
ただ、梯子は、頑丈さと軽さはトレードオフ…最初に作った梯子は、木材が太すぎて重くて動かせなかったので、大丈夫?ってくらい細い木材で、折れたり、踏み抜いたりしながら作業しています((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
▲パパの目線VIEWと相棒の手作りはしご
▲パパの目線VIEWと相棒の手作りはしご
そして最後に、ベニヤ板の上に、アスファルトルーフィングをタッカー止めして完了!
ベニヤ板の上にアスファルトルーフィングをタッカー止め
ベニヤ板は、雨に濡れると2-3mm伸びてしまって、乾燥しても縮まないので、屋根がブカブカになってしまうそうです(゚д゚)! 世間話ついでに、親方に聞いてみたママ、グッジョブ( ̄ー+ ̄)キラリ 何でも自分で頑張って調べるパパと、とりあえず何でもプロに聞いてみればいいと思っているママ…お馴染みの構造ですね(∀`*ゞ)エヘヘ アスファルトルーフィングまで終われば、雨に振られても大丈夫らしいので、ひとまず安心ε-(´∀`*)ホッ ちなみに、この他にも、タッカーの針は1000本入りなのに一瞬でなくなったり、ベニヤ板も計算ミス?で足りなくなったり、ハプニングはいっぱい(;^ω^)

屋根、ペラっペラやん!

実際には、アスファルトルーフィングを敷いてから、お天気が微妙な日が続いたので、少し経ってから、アスファルトシングルという屋根材を葺きました。
ぺらっぺらのアスファルトシングル
瓦や板金をイメージしていたママとしては、驚愕ヮ(゚д゚)ォ! カッターで切れる薄さだし、しかも、ちょっと触るだけで、断面の石がポロポロ落ちてくる…大丈夫なんかい、コレ!!w パパいわく、軽い素材にすることで、今後もメンテナンスがし易いと。
アスファルトシングルをシングルセメントと特殊釘止め
後日談ですが、トイレ・炊事棟に屋根工事が入った際に、屋根屋の親方の言うことにゃ、ベストな選択だったとのこと! さすが、パパ。 ただ、人が踏んだだけでも、アスファルトがポロポロ落ちてくるので、猿が引っ掻いてボロボロになっちゃうことがあるらしい。 …猿! @・ꈊ・@ これは盲点でした。たしかに、キャンプ場の周りにはいるので、屋根に登らないことを祈るばかり^^;
アスファルトシングル葺き途中

楽勝な【床張り】

大引や根太を固定したら、断熱材を受ける木材を固定
最初こそ、パパが鋼製束の高さを間違えて購入していたというトラブルがありましたが、ちょうどママがホームセンターに買い直しに行っている途中で、基礎屋の親方に床美人という床用ボンドがあった方が楽だと教えてもらって、買えたりというラッキーもあり。 基礎屋の親方に助けてもらうの、これで何度目だろう…( ;∀;) 手伝いに来てくれた顧問税理士さんが、断熱材を踏み抜いたりというハプニングもありながら^^;、大引や根太という床の支えとなる柱は、さくさくと組み上がり。
断熱材スタイロフォームを踏み抜いた
床張りは、一度ロフトで張ったので、あれよあれよという間に完了〜ヽ(*´∇`*)ノ やはり、床ができると、一気に家っぽさがでてきます(*˘︶˘*).。.:*♡
▲床の踏み心地を確かめ、笑みが止まらないパパ
▲床の踏み心地を確かめ、笑みが止まらないパパ
息子はテンションが上がって、ひたすら「ここで寝たい!」と騒いでおりました(˃▿˂๑)

ちょちょいのちょいの【ポーチ】

ポーチは、ほぼ床張りと同じですが、雨が溜まらないように、少し隙間を空けて床板をビス止めします。 その隙間の空け方も、道具に頼って、失敗したら道具のせいにしたい←wママと、自分の目を信じたいパパ。
ポーチの床板をビス止め
と言いつつも、もう仕上がりはほどほどで、とりあえず完成すればいいかなって思っちゃってます(*ノω・*)テヘ

ブチギレ【建具】

ドア1つ、窓2つ、ロフトの小窓1つを、同じ手順で施工します。 全工程の中で唯一、そして、かなり久しぶりに、ガチでブチギレているパパを見て、ニヤニヤが止まらないママ(・∀・)ニヤニヤ 「めっちゃ、キレてるやん。超レアすぎて、ウケるw」← 本来なら恐怖を感じるような場面ですが、それよりも滅多にない瞬間に遭遇した嬉しさが勝っちゃうってwww
▲進みが悪く夜まで作業(息子は作業灯に夢中w)
▲進みが悪く夜まで作業(息子は作業灯に夢中w)
パパをそんなに怒らせた原因は「楔(くさび)」 ログハウスの建具は、ログ壁の収縮(セトリング)の影響を受けないよう、特殊な付け方をします。 窓穴よりも、だいぶ小さな窓枠を、4箇所の楔で固定してビス止めしたら、楔を外すという手順なのですが、楔で固定できない。 あっちの楔を叩けば、こっちの楔が落ちて、直そうとすると、窓枠の位置がズレてる…。 疲労困憊の中、何度もこれを繰り返すと、ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!ってなるのは想像に難くないかと思います。 もっと詳しい方法やコツを調べようにも、みんな「なんやかんや頑張って、楔で固定し…」としか書いてくれず その「なんやかんや」を知りたいんやー!!と思いますが、「じゃあ結局どうやったの?」と聞かれると、「うーん。まぁ、なんやかんや頑張った…」としか言えない(;^ω^) その他にも、窓をつけようとしたら飾り板が干渉して入らなくてやり直しになったり、防水テープが足りなすぎたり、ビスが特殊な形でビットを買いに行かなきゃならなかったり。 総じて、「建具屋さん、尊敬!」「二度とやりたくない、建具の取り付け!!」
▲生まれて初めて見たヘックスローブのビット
▲生まれて初めて見たヘックスローブのビット
【追記】建具、全滅のお知らせ 取り付け自体に問題はなかったのですが、夏の湿気で、全てのドアと窓の開閉ができなくなりました(゚ω゚)チーン 「完了検査前に、もう切っちゃえ!」というパパを尻目に、ママは親方に相談し、完了検査では建具の開閉をチェックしたりしないことと、切るとしても冬に乾燥して木材が収縮してからの方がいいことを教えてもらいましたε-(´∀`*)ホッ

ここへ来て?【手すり、巾木・廻り縁】

ここらへんから、ママ、イライラしてきます…「まだ終わんねーのかよ!!(#゚Д゚)」って(;^ω^) 毎朝、疲れの取れきれない体を無理矢理起こし、「あー山行きたくねー」からのスタート(=_=;) 山での作業が楽しみで、ワクワクしながら出発していた頃が懐かしい… それもそのはず。 最初は「3日でログを積み切ろう!」と始めたログハウス作り。 短期決戦だと気合いを入れて臨んでいたのに、それが1週間に延び、2週間、そして1ヶ月。 途中息抜きにキャンプにも行きましたが、帰ってきた翌日には即行作業。 最高の息抜きはログハウスが完了することなのに、それがいつかも、あとどれだけやれば終わるのかもわからない。 だんだん、「え、ロフトに手すり、要る?*1」「廻り縁って、デザイン的なことなら、要らないんじゃね?*2」手抜き工事路線まっしぐらな思考回路になっていきます。 *1(要ります!安全第一!!) *2(要るよ!デザインだけじゃないよ!!) まぁ、もちろんパパに是正されますが^^;
▲完成したロフトの手すり
▲完成したロフトの手すり
本題の作業ですが、ロフトの手すりは説明がほとんどなく、図面を読み解くと、ここに、この向きでつけるということがわかります。 もう説明書がないのにも、慣れてきたので、へっちゃら。 ただ「この長さに◯本の手すりを立てるには、間隔を何センチにすべき?」という課題に、頭がこんがらがりました ‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/›› クルクル 小学生の時にやりましたよね、植木算。
植木算
当時は「1本足せばいいんでしょ?簡単じゃん!てか、こんなんいつ使うんだしー」とか思っていましたが、今でしたw さらには、手すりの幅も計算して、間隔も手すりのどの位置から測るのかなども考えなきゃいけなくて…う〜ん、算数侮れないwww 次に、巾木は床と壁の隙間を埋めるものです。
▲娘の右下にあるのが巾木・廻り縁の木材
▲娘の右下にあるのが巾木・廻り縁の木材
床は、1階6畳と2階ロフト4.5畳の計8本しかないなので一瞬で終了 一方、廻り縁は天井と壁の隙間を埋めるもので、ロフトはもちろん、家の外側もやらなきゃいけないので、大量… しかも、施工しようとすると、屋根が邪魔w 面倒な←www大変な作業はパパに任せて、ママは一足先にカビ取り・塗装へ。
廻り縁を打つパパとカメラ目線の娘

骨折り損の【カビ取り】

ログハウスの施工が梅雨から夏という、なんとも湿度の高いシーズンだったこともあり、ログ材にすでにカビが生えてしまっていました。
▲娘の頭上の木材の白い部分に生えている黒カビ
▲娘の頭上の木材の白い部分に生えている黒カビ
一般家庭でも使えるカビ取りスプレーは、全然効果がなく、基礎屋の親方に業務用の強い漂白剤を教えてもらいました! 「2~5倍に希釈して」と書いてあったので、恐る恐る5倍から試しましたが、全然落ちない。 結局、希釈せず原液で使うことに…どんだけ強いカビなんだΣ(゚д゚lll)ガーン されど、さすが原液。カビを含むすべての汚れをふっ飛ばしてピっカピカに(-ω☆) ただ、誤算だったのは、塗装の色…想定より濃い色になってしまって、綺麗にした意味ないやーん!!全部隠れるやーん!!!!(○∀○)

一か八か【塗装】

塗装の難しさは、プランニングにあり! そもそも、無垢の木の色に慣れてしまっているので「え、塗っちゃうの?」ってところからのスタート(;^ω^) ただ、防虫剤・防腐剤を塗らなければならず、カラーレスは耐候性が弱くなってしまうので、色を付ける必要があります。 そして、何より、塗ってみないとわからない!゚(∀) ゚ 塗装事例の写真などで、ある程度イメージはできますが、実際の大きさや、周りの環境とのマッチングは、想像するほかありません。 また、ホームセンターにある色数には限りがあるので、基本ネット注文になり、色見本があてにならない!! もちろん画面越しの色に違いがあるのはわかりますが、どんな木に塗るかで、全然色が変わってしまうので、こればっかりは、もう賭けです。 そして、大入りの方が安くなるので、なにもわからない中で決めた色を大量に買い付けることになります^^; そして案の定「この色、思ってたんと違う…」 もともと、窓枠の黄色っぽい茶色を全体に塗る予定でしたが、大量に購入した塗料の色が、おもったよりも濃い茶色で…。
ログハウスの塗装完了
だからといって、塗らないわけにはいかないので「汚れが目立ちにくい色になって結果的によかった!」と思って塗るしかないw そして、あとは、ひたすら心を無にして、塗り続けるのみwww 一度塗りのときは、色がどんどん変わっていく達成感があって楽しいのですが、問題は二度塗り。 昨日と全く同じことをもう一回繰り返さなきゃいけない作業は、精神的にもなかなかしんどい。 また、ペンキ塗りと聞くと、ローラーでころころしたり、海外ドラマではお部屋の模様替えで好きな色に塗り替えたり、楽しそうなイメージがありますが、それは室内に限ります。 外壁は、面積が大きいし、高いところに登らなきゃいけないし、刷毛を持つ手首が痛み、ガクガクになるまで塗り続ける過酷労働ですw 息子もテンションがあがったのは一瞬で、すぐに飽きてしまいましたwww
ログハウスのペンキ塗りをする息子
そして最後に、窓枠などはアクセントに、もともと想定していた黄色っぽい茶色に。 こどもが可愛いお家と思える明るい色にしたかったので、結果的には良かったのですが、作業的には、養生としてマスキングテープを大量に貼るのがが大変でした(;^ω^) この後、室内塗装もやりましたが、外壁塗装とは比にならない楽さ(∩´∀`)∩ ちなみに、内壁は明るく見えるように白っぽい色で、土足の床は汚れが目立たないように暗い色のワトコオイルを塗りました。
壁はキシラデコールインテリアファインのひのき。床はワトコオイルのエボニー。
管理棟は、ちょっとした売店にもする予定なので、是非見に来てください~(´∀`*) というわけで、当初の予定の1ヶ月から遅れること1ヶ月。 目標の倍の時間をかけて、ログハウスが出来上がったわけですが…と言いながら、11月末現在も、ポーチの塗装が終わっていないことを、ふと思い出す(゜∀。)アヒャ 実は、ログハウスの次に施工した、トイレ・炊事棟、そして更には今やっているサイト作りの方がしんどくて、過去最"辛"がどんどん更新されている、なうです。 当時は、本当に大変だったんですけどね…(  ̄ - ̄) (遠い目) 次回は、いよいよ本丸「トイレ・炊事棟の建設」が開始する…はず!? ※一部の写真で、高所作業時にヘルメット未着用のものがあります。真夏の滝汗が出る中、着用がしんどいというパパの意見もわかりますが、安全に配慮してきちんと着用するよう心がけましょう。

パパ、キャンプ場作るってよ。

森永ファミリーのキャンプ場作り体験記「パパ、キャンプ場作るってよ。」。千葉県勝浦市に、赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコファミリーキャンプ場」を作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで赤裸々に連載します。



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