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スノーピークの2020年新作は、定番アイテムに画期的な変化が…!?キャンプの達人がポイントを解説

2020.01.29キャンプ用品PR

スノーピークの2020年新作ギアは、今年も期待を裏切らないアイテムが盛りだくさん。これからテントなどの購入を検討している初心者はもちろん、スノーピークを愛している熟練キャンパーさんも一見の価値があります。今回は、様々なブランドのギアを取り扱う大手アウトドア・スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」にお邪魔し、スノーピークの新作の目玉と、シーズン前の今に買っておくべきおすすめのギアを教えてもらいました!

今回紹介してくれるのは、この人たち!

キャンプの達人が店舗間⇄出張

スーパースポーツゼビオ ビバモールさいたま新都心店:矢澤さん(写真右) 矢澤さんはキャンプに関する疑問を投げかければ、必ず答えやヒントをくれるベテランキャンパー!普段はゼビオ店頭に立ちながらも、研修でキャンプの指導をすることもあるエキスパートです。 スーパースポーツゼビオ アリオ蘇我店:高石さん(写真左) 高石さんはキャンプ歴15年以上のベテランキャンパー。ワイルドなキャンプ飯を作って食べることが大好きで、「キャンプの達人」としてもおなじみです。今回は師匠の矢澤さんいるビバモールさいたま新都心店に「自店にはないギアを発掘したい!」と出張してくれました。
スノーピーク アドバイザリースタッフ ビバモールさいたま新都心店:小笠原さん スーパースポーツゼビオ ビバモールさいたま新都心店の店内には、スノーピークのスタッフが常駐するショップインショップが存在します。その中で、スノーピークのアドバイザリースタッフとして活躍するのが小笠原さん。「自然と触れ合いながら過ごせるキャンプでは、空気とごはんがおいしいですよね。スノーピークのスタッフとしてお客さんと過ごす時間の長さと距離感の近さを生かしながら、キャンプの魅力を伝えられるがうれしいです。」と教えてくれました。 ━━━ 今回は、高石さんが矢澤さんの店舗に出張してくださったのですね!スノーピークのアドバイザリースタッフである小笠原さんまで参加いただいています。さっそくですが、年末に入荷したばかりというスノーピークの2020年新作の紹介をお願いします。

もうチェックした?2020年スノーピークの新作ギア

ランドブリーズPro. シリーズ

矢澤:ベーシックなテントとして長年愛され続けてきたスノーピークのドームテントが「ランドブリーズシリーズ」。その定番中の定番モデルがさらなる進化を遂げ、新たに「Pro.」としてお目見えしました。一年中使えるモデルとしても、定評のあるテントです。 高石:実は新しくなったランドブリーズPro.シリーズは、ある部分の形状に変化をもたらしたことで、前室への出入りがだいぶスムーズになりました。まさに痒かったところに手が届いた感じです! 小笠原:まさにその通りで、今回開発チームがこだわったのは"通気性”や"前室の快適性”など、改めて「ここ、こうしたいよね」と声が上がったポイントでした。このアップデートを機に、対応人数を示す表記も改めました。特徴はPro.1と3、4で少し異なるので、お二人と一緒に解説させていただきます!

改良ポイントだらけ!?

全面にメッシュを配置!通気性の確保

小笠原:Pro.になったランドブリーズシリーズは、通気性の向上に目を向けました。インナーテント内の空気の循環が改善されるように、対角線上にメッシュパネルを配置することで、その通気性をぐっと高めています。
矢澤:どこをメッシュにしても一直線上に空気が流れてくれる、この配置には驚きました!夏場は特に、この通気性が確保できるのは最高ですね。あとは、天井にも同じくメッシュパネルを配置しています。 高石:さらに、フライシートにもメッシュの窓を設けてくれています。メッシュ化できる面が増えたことで、滞留しがちだったテント内の空気を循環させられるので、「夏に蒸し暑くなってしまって、もうテント内にはいられない!」というケースもぐっと減ります。

天井が広くなる!?コの字型のNewポール

高石:骨組みは、ランドブリーズの伝統的なスタイルを継承しています。ただし、前室のフレームに画期的な変化がもたらされています!これまでのポールの骨組みは、僕の手と同じ三角の形状でしたよね…。
矢澤:スノーピークの開発チームは今回、前室にコの字型のフレームを採用しました。(高石くんの手元で再現してもらっている)この変化は、従来のランドブリーズシリーズの前室が「風の影響を受けやすかった」というのが一番の理由でした。
小笠原:コの字型にしたことで天井がグッと広くなり、従来より出入りが楽になりました。ちなみに、インナーテントは左右対称に作られているため、前室はどちらに持ってきても対応できます。

思わぬ気遣いが嬉しい!ライナーシート

矢澤:さらに、結露を軽減しようと、前室の天井にライナーシートを標準装備しています。これは、Pro.3と4のみの装備なのですが、このちょっとした気遣いにスノーピークのものづくりへの想いが感じられますよね。 小笠原:ありがとうございます。ランドブリーズに限らず、ギアに関してはシンプルに見えていながらも、いろんな工夫が込められ、安心して使用できるように作られています。これらは、キャンプを実際に行っているスタッフによって考えられているので、お客様に案内するわたしたちアドバイザリースタッフも、自信を持って説明しています。 高石:何かあったときにも永年保証してくれているメーカーなので、フィールドでも気兼ねなく使えるのがうれしいですよね。ちなみに、今ご紹介しているライナーシートは、結露した前室を出入りする際、接して濡れてしまいがちな頭や背中が濡れないよう対策できるのがポイントです!

開閉がグッと楽になる?!スティックファスナー

高石:さらに、前室内側の引き手ファスナーがスティック型に変わっています!これもPro.3と4のみの装備なんですが、親切心がにじみ出ていますよね。 小笠原:スティック型にしたことで開閉がこれまでよりうんと楽になり、出入りするユーザーさんの負担を軽減してくれています。スティック型の場合、大人だけでなくお子さんもファスナーを掴みやすくなります。 矢澤:この開閉のしやすい引き手は「今後のスノーピークギアにも取り入れられていくのでは…」と私もわくわくしているポイントです!ぜひビバモールさいたま新都心店で実際に触れてみて欲しいですね。

大人2人が快適に寝転がれる!?

Pro.1より広く大きく、高機能!?

同時発売のおすすめギアはこちら!

シェルコンにピッタリ!ユニットギアバッグ

小笠原:ランドブリーズPro.シリーズと同時期に販売を開始しているのが、こちらのユニットギアバッグと、ウォータープルーフユニットギアバッグです。前者は扱いがデリケートな電気製品や小物類をまとめるのに最適で、後者はウォータープルーフのため濡れたキッチン用品を入れたり、まとめたりするのにおすすめです。
高石:ウォータープルーフユニットギアバッグであれば、簡易シンクとしても活用できます。自立してくれるため、水をためての洗い物にももってこいです!フタはメッシュ素材なので、乾ききっていない洗い物をしまったとしても、菌が繁殖したり、臭いがこもってしまうのを防いでくれます。 さらに、両方ともスノーピークの売れ筋ギアIGT(アイアングリルテーブル)フレームにもセットでき、ご覧のようにシェルフコンテナにもジャストフィットします。ユーザーの発想次第で自由に使える機能性が抜群な新作ギアです。

サイズは2展開!あれこれ小物を詰め込むのに最適!

同じサイズ展開&使い勝手抜群なウォータープルーフ版がこれ!

ユニットギアバッグたちがピタッと入る!

グローストーブ

小笠原:スノーピークの灯油ストーブに、「新参者現る」です。それがこちらのグローストーブ。コンパクトな見た目ながら、360度遠赤外線効果を存分に発揮してくれる優れものです。寒い今の季節にはぴったりな新作です!
矢澤:この遠赤外線が、円筒の側面にじわじわ広がっていき、囲んでいる人々やシェルター内を暖かく保ってくれます。点火はとても簡単で、ぐるっとつまみをまわすだけ。耐震自動消火装置を備えているため、自宅で使っている際のもしもの衝撃でも安心です。キャンプだけでなく、自宅や災害時などにも活用できます。 ちなみにグローストーブ販売前の人気ストーブが、IGTフレームにセットできるストーブ、タクード。IGTフレームにセットすれば、足元を温めながら天板を調理に活用できるため、スノーピークをこよなく愛するキャンパーさんから高い支持を得ています。
小笠原:矢澤さんが紹介してくれたグローストーブとタクードの違いは、グローストーブ(遠赤外線方式)はじんわり周りが温まり、タクード(上流式)は上部がじわっと温まる仕様のため、使い方によって選んでいただくのをおすすめしています。「こういう場合はどうしたらいいの?」なんてご質問がある場合は、ぜひ店頭でご相談ください! 【タクード】 油タンク容量:3.1L 最大燃料消費量:2.15kW 暖房出力:2.15kW 【グローストーブ】 油タンク容量:4.9L 燃料消費量:2.54kW 暖房出力:2.54kW

遠赤外線パワーで、じわじわ暖かさが広がる!

知っ得!一緒に今買っておくべきアイテム

「ソリッドステーク30」と「アップライトポールセット(190cm)」

矢澤:新作ギアたちと一緒に、購入しておいて欲しいのが鍛造ペグ「ソリッドステーク30」とテントパネルの跳ね上げに使う「アップライトポールセット(190cm)」。ランドブリーズPro.を買う人はもちろん、すでにスノーピークのテントやシェルターを持っているキャンパーさんにも、この時期にあえて買うことをおすすめしています。 高石:その理由は、在庫切れが発生してしまうため。実は、今回ピックアップしたこの「ソリッドステーク30」「アップライトポールセット(190cm)」は特に、キャンプのオンシーズンに備えた購入客が多く、春から夏前にかけて瞬く間に在庫がなくなってしまいます。 矢澤:準備の前の準備が、意外と功を奏すこともあります!例えば、去年キャンプに行ったとき「来年は、ポールやペグを新調しようかな」と考えていたキャンパーさんは、今の時期の購入をおすすめします!

一度に、何本かセットで購入したい!

オンシーズンに備えて、ポールも購入しておきたい!

まとめ

今回は、達人とスノーピークスタッフのお三方に、2020年のスノーピークの新作ギアの魅力と、シーズン前の今から準備しておくといいアイテムを紹介していただきました。定番ギアの進化版ともなり、気になっている人も多いのではないでしょうか。「もっとここが知りたい!」「実際に見てみたい!」という方は、ぜひスーパースポーツゼビオの店頭を訪れてみてください。