着火剤とは?
出典:キャプテンスタッグ
着火剤とは火が付きにくい木炭や薪などの燃焼を楽にしてくれる燃料のことです。
バーベキューやたき火では、慣れていないうちは着火に手間取るものです。しかし、着火剤を使えば短時間で火おこしができ、準備が楽になります!形状は固形、液体、布や紐状などさまざまなものがあります。
着火剤の選び方
着火剤を選ぶ際は、①着火剤の種類②着火剤の燃焼時間の2点を気にするようにしましょう。
着火剤の種類
・固形タイプ
燃焼時間が長く扱いやすく、さらにどこにでも売っているので初心者におすすめです。 木くず等をパラフィンワックス(石油由来の蝋のようなもの)で固めていて、小分けにすることができるものが多いので、必要に応じて使う量を調整することが可能です。 乾燥に弱いので使う直前に封を開けましょう。・液体タイプ
固形タイプと比較して火力が強いものが多いです。扱いが少し難しく、上級者の方におすすめです。 チューブや小分け袋に入っていて、使用量やかけ場所をコントロールしやすく、使いかけでもフタができるので扱いやすいです。燃やしたい炭や薪に、前もって直接つけるので火がより簡単につきます。 ※新聞等にしみ込ませて使うこともできますが、インクや燃えカスが食品に付着するのであまりおすすめしません着火剤の燃焼時間
着火剤が燃え始めてから炭や薪に火がつくまでに少し時間がかかる場合があります。
そういった時のことを考えて、着火剤自体がどれくらいの時間燃えるのかも確認しておきましょう。
初心者の方であれば、目安としては10分ほど燃える着火剤であれば問題ないです。
着火剤を使った火の起こし方
それでは着火剤(固形、液体別)を使った火起こしの方法を紹介していきます。
固形着火剤
1.着火剤を置き、その周りと上に細かい炭を組んでかまどのような状態にしていきます。
この時適度に空気の通り道をつくっておきます。薪も木炭も空気なしでは燃えません。なるべく隙間があくように並べましょう。
2.炭に火が回るまで待ちます。火のつきかけた薪や炭を無駄につっつくと、着火に余計時間が掛かります。しっかり着火するまで火元は分散させず一カ所にまとめておきましょう。
3.完全に火が付きはじめたのを確認し、うちわや息で空気を送ります。ある程度火が回ったら、いったん炭を平らにならし、中くらいの炭を上にのせます。そして再びうちわなどで風を送り、火を移していきます。
4.炭から出る赤い炎が落ち着き(着火後15分程度)、灰をかぶってうっすら白くなってきたらOK。
おいしく料理できるタイミングです。
液体着火剤
基本は固形燃料と同じです。最初の細かい炭に直接ジェルをかけ、着火してください。
あとで加える中~大の炭には、割れ目にジェルをしみ込ませておくと着火しやすいです。
※注意事項※
決して炎のあるところに継ぎ足しはしないでください!「ちょっと追加するだけだから」と思っても、非常に可燃性が高いので一気に燃え広がり手元の液体着火剤にまで引火して大やけどを負ってしまうこともあります。
ガストーチ
強力な火力のガストーチを使う方法もご紹介。ガストーチだけで直接炭に火をつけることも可能ですが、ずーっとガストーチを炭に当て続ける必要があり、かなり手間と時間がかかります。着火剤と併用すれば、固形燃料と同じ方法で着火し、うちわや息で炎を広げる部分をこちらでは「追いガストーチ」で直接炙って火をつけてしまえるので最も簡単な着火方法です。
チャコールスターター(チャコスタ)
手間をかけずに火おこしできる火おこし専用の道具です。筒状の内部に炭を入れその下に着火剤を置き着火します。
炭を組んで空気が通るようにして・・・など細かいことは考えなくてOK。詰めすぎなければ適当に炭を入れ(立てて入れる)、着火材に火をつければあとは放置しておけば、煙突効果により何もしなくても10分〜20分程で炭全体に火がつきます。火おこししながら他の準備も楽々できちゃう便利アイテムです。
おすすめの固形着火剤
次では固形型の着火剤を紹介。固形型は必要な分量だけ、持ち運びができるのがメリットです。燃料時間やそれぞれのおすすめポイントを比較しながら選びましょう。
商品名 | 尾上製作所 | ロゴス | Fire up |
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燃焼時間 | 7分 | 13〜17分 | 10分 |
おすすめ ポイント | 必要な分量だけ割って使える | 水に濡れても一発で着火する | 長期保存しても安定した着火力を誇る |
おすすめの液体着火剤
次では液体状の着火剤を紹介。液体状は固形に比べすぐ着火するのが特徴。強力な火がすぐつくため焚き火などに向いています。
商品名 | NITINEN | キャプテンスタッグ | 尾上製作所 |
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燃焼時間 | - | - | 13分 |
おすすめ ポイント | 強力な火がすぐ着火する | 着火剤が飛び散りにくい飛散防止剤入り | 液体着火剤の小分けタイプ |
着火剤を上手に使って火を起こそう!
せっかくのアウトドア。限られた楽しい時間を火おこしに手間取るようではスマートじゃないですよね。自分に合った着火剤を見つけて、バーベキューやたき火を楽しみましょう!!
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||
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商品名 | 尾上製作所 着火剤 | ロゴス 着火剤 | Fire up 100キューブバケット | NITINEN チャッカネン | キャプテンスタッグ ファイアブリッツ チューブ | 尾上製作所 着火剤パック |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るL-Breath で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |
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