出典:コロンビア スポーツウェア ジャパン / Facebook
トレッキングシューズのブランド別おすすめ40選!
今回は初心者の方が絶対に知っておくべきトレッキングシューズの選び方とおすすめのシューズを紹介します。トレッキングをするなら、シューズ選びはとても重要。自分にあったシューズを選べていないと、せっかくの楽しいトレッキングが足の痛みと格闘する時間になってしまうかも。
トレッキングシューズの重要性
交通手段や登山アイテムの進化によって、最近では登山やトレッキング、ハイキングなどがより身近なものとなって、楽しむ人が増えてきましたね。
初心者の方でも簡単に始めることができるよう、初心者向けのアイテムも多く出されてきています。しかし、ここで一度考えておいた方が良いのが、そのアイテムの選び方。自分に合っていないアイテムを買ってしまうと華麗なデビューを飾ることができません。
登山でもトレッキングでもハイキングでもそうですが、一番重要なアイテムはシューズです。シューズがきちんと選べていないと異常に疲れてしまったり、捻挫などの怪我をしてしまったり、歩き方がいつまでたっても上達しなかったりと、さまざまな問題が起こってしまいます。そのため、きちんと自分に合ったシューズ選びを心がけましょう。
トレッキングシューズの選び方
どんなにおしゃれな服を買っても、サイズが違ったり、機能がマッチしていなければ意味がないですよね。それと同様に、どんなに人気のシューズを選んでも、自分に足に合っていないと意味がありません。
トレッキングシューズを購入する際も、使っている時のシーンをよく想定して、後悔のないシューズ選びをしましょう。購入する際のチェックポイントは全部で3つです!
チェックポイント1. 登る山の難易度
出典:AlexBrylov / ゲッティイメージズ
極端な例ですが、以前噴火のあった「御嶽山」のような山と、初心者でも簡単に登れるような「筑波山」のような山ではシューズに必要な性能も変わってきます。前者のような難易度の高い山では、足場が悪いことがほとんどなので、本格的な登山靴のようにしっかりとしたソールが必要です。
一方で、筑波山のような初心者でも気軽に登れる山は普通のスニーカーでも登れてしまいます。難易度の低い山では登山靴のように本格的な性能は必要なく、むしろ重くて足が疲れてしまうこともあるので、登山難易度に合ったトレッキングシューズを選ぶことが重要です。
初心者の方はいきなり岩場でゴツゴツした足場の悪いような山に登るようなことはないと思うので、シューズのソールは柔らかい方が良いでしょう。
チェックポイント2. 雪山でも使うかどうか
歩く道が雪道かどうかも重要です。冬の登山・トレッキングではもちろんそうですが、春先や秋なども、トレッキングしたい人は雪道に対する対策は必須。注意するべきポイントは「滑りにくい」「防水性が高い」「ハイカットである」ことの3点です。
「滑りにくい」シューズは靴底に深い溝が掘ってあり、比較的柔らかい素材で作られているものです。溝が深いものはぬかるみなどの柔らかい道では滑りにくく、乾いた道では溝が浅い方が滑りにくいです。溝の間隔については広い方が雪道ではグリップ力に優れて滑りにくいです。靴底の素材はゴムのように柔らかいものの方が滑らずに歩けます。
「防水性が高い」ことと「ハイカットである」ことはどちらもシューズへの浸水対策です。長い距離を歩くことになるトレッキングでシューズの中が濡れてしまうととても不快。「早く帰りたい」としか思えなくなってしまいます。足場が悪い雪道では足が取られて怪我をてしまいやすいので、転んでも足首が固定されていて怪我をしにくいハイカットのものが望ましいでしょう。
チェックポイント3. 自分の足にフィットするもの
トレッキングシューズを選ぶ上で一番重要となるポイントが自分の足にフィットするかどうかです。いくらソールが自分に合っていたり、防水性に優れていたり、軽量であったりしても、自分の足にフィットしないと意味のないものになってしまします。
人の足には大きさの他にも幅や厚さを含めたさまざまな形状があるため、フィット感の指標となるのは足の大きさだけではありません。自分の足の幅や厚さがそのシューズにあっているかどうかは、実際に店舗に行ってみて試着して確かめるしかありません。
上記のポイント2つを満たした商品に目星をつけて、その中から自分の足にぴったりのシューズを店頭で実際に試着して購入するのが一番効率の良いシューズの選び方です。
安いアイテムでも大丈夫?
安いアイテムが悪い訳ではありませんが、安さにはそれなりの理由があります。蒸れやすかったり靴底の強度が足りなかったりなど、トレッキングのレベルによっては怪我につながることも。取り組むトレッキングのレベルに合わせて、金額も調整しましょう。
トレッキングシューズの種類は大きく2種類!
出典:Black Brush / ゲッティイメージズ
トレッキングシューズは大きくローカットとハイカットのの2種類に分かれます。それぞれ特徴を解説します。
ローカット
シューズの高さがくるぶしよりも下の短いシューズです。ローカットの特徴としては、ハイカットよりも比較的気軽に履くことができ、おしゃれなものならタウンユースでも履けます。足首に遊びが効くため、履きやすくなっています。低山やちょっとしたアウトドアに最適です。初心者の方はこちらのローカットがおすすめ!
ハイカット
シューズの高さがくるぶしより上の長いシューズになります。ハイカットの特徴は足首が固定されるため、捻ったり、捻挫の防止になります。
標高の高い山では足場の悪い場所も多くあるため、ハイカットのトレッキングシューズを履くと怪我の防止になります。また、小石や砂などが靴に入りにくくなることもポイントです。富士山など高い山に登る人におすすめ!
イオン?専門店?ワークマンにも!?トレッキングシューズの購入場所は?
「トレッキングシューズを購入したことがないから、売ってる場所がわからない…」。意外と購入場所にお悩みの方も多いのではないでしょうか?購入するなら、プロのスタッフの意見が聞けるスポーツ専門店やアウトドア用品専門店がおすすめです。また、イオンなどの大手ショッピングセンターにも特設コーナーなどが設けられている場合があるため、そちらに出向いてみても良いでしょう。
また、近年優秀なアウトドア用品を作っていることで有名なワークマンを確認してみるのもおすすめです!機能性の高いシューズがリーズナブルな価格で手に入ることも。オンラインショップも展開しているので、一度のぞいてみてください。
公式はこちら:
ワークマン【メンズにおすすめ】KEENのトレッキングシューズ4選
【メンズ】コロンビアのおすすめトレッキングシューズ3選
足を優しく包み込むようなフィット感で軽快な山歩きに適したモデル。外部からの浸水は防ぎ、内部のムレは最小限に抑える「オムニテック」を採用しており快適なトレッキングができます。
クッション性がよく、非常に歩きやすトレッキングシューズ。トレイルランニングのテクノロジーが取り入れられたミッドソールがポイント。また、コロンビアのテクノロジー「アウトドライ」が採用されていて、防水・透湿性が非常に高く、快適な足元環境を保証してくレルアイテムです。
耐久性が高く、岩や草の根との摩擦に強いポリエステルメッシュ仕様のトレッキングシューズ。ソールにはビブラム・メガグリップが使用されており、ハードな場面でも地面をしっかりと掴みます。雪のない時期のアルプス登山でもしっかり活躍してくれる優れもの。
【メンズ】ザ・ノース・フェイスのおすすめトレッキングシューズ2選
軽量で防水性のあるトレッキングシューズ。ミッドフットにつま先からかかとまでをカバーするラスティングボードが入っているので凹凸の多い路面でも歩きやすい!安定した歩行をサポートしてくれる一足です。
素材には防水透湿性を誇るGORE-TEX PRODUCTを採用した、スピードハイキング用のトレッキングシューズです。クッション性に優れたエクストラフォームをミッドソールに採用することで、包み込むようなフィット感と、高い衝撃吸収性を発揮します。
【メンズ】マムートのおすすめトレッキングシューズ3選
1.マムート ロー ゴアテックス
完璧なフィット感で新しいスタイルを確立するマムートのトレッキングシューズ。多くの特許技術により、快適なトレッキングをサポート。
他のブランドに比べて少々値ははりますが、それに十分見合った性能を持っており、優れた耐久性もあるので、初心者のうちに購入しても長く使えます!
「デュカン ミッド ゴアテックス」のソール「MAMMUT Flextronテクノロジー」は、スチール製のスプリング型ソールで、足をしっかりサポートしてゆがみを防ぎます。また、足に合わせた自然な形に仕上げることで、快適なフィット感を味わえます。
強度に優れた高品質ベロアレザーが使用されている「フェコロー ゴアテックス」。TPUヒールスタビライザーと、ラバーソールが岩の上でも足を安定させてくれます。また、高いクッション性をもつストローベル構造により、履き心地に快適です。
【メンズ】キャラバンのおすすめトレッキングシューズ4選
シューレースが締め上げやすい外羽根形状を採用したモデル。履き口に足首が安定するようにパッドを入っているのでとても歩きやすいです。旅行やハイキングはもちろん、ステッチをあしらったデザインは街中で履いても違和感がありません。
キャラバンシューズの代表的なトレッキングシューズ。履き口に柔らかなクッション材を採用し、足首を優しくホールドします。指先まわりはきつすぎずゆとりがあり、アキレス腱部分は足首が動きやすいよう浅めにカットするなど、初めて登山靴に足を入れる入門者でも違和感なく履ける設計です。
アッパーに軽量で柔軟性に優れたナイロンと合成皮革を使用し、扱いやすく。ミッドソールとインソールはクッション性に優れたEVA、ソールはグリップ力と安定感に定評のあるキャラバントレックソールを採用することで、どんなシーンでも歩きやすさは抜群です。
ステップアップ用のトレッキングシューズとして、履き心地の良さに重点をおいた高コスパな一品です。アッパー全体に軽量なレザーを使用し、つま先は樹脂加工を施した1.6mmスエードレザーで補強。フレックスは柔らかめのミッドフレームを採用することで、より軽く、よりソフトな履き心地を実現しています。
登山靴はキャラバンに決定!シーン別キャラバンシューズ8選
登山靴の国産ブランド「キャラバンシューズ」は、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。日本山岳隊が、ヒマラヤの巨峰・マナスルへの初登頂の際、ベースキャンプまでのアプローチ用として使われた登山靴が、キャラバンシューズです。
「軽くて履きやすくて歩きやすいこと」をコンセプトに、日本人の足に合わせて作られた、日本ブランドならではのこだわりが盛り込まれたキャラバンシューズ。今回はそんなキャラバンのおすすめシューズを紹介します。
【メンズ】モンベルのおすすめトレッキングシューズ3選
テナヤブーツもGORE-TEX マリポサトレールと同じ、トレールグリッパーという粘着性のある高機能ソールを採用。簡単に靴紐を締めることができるリールアジャスとシステムを2カ所に搭載しています。
2.モンベル マリポサトレール ゴアテックス
GORE-TEX マリポサトレールの最大の特徴はその抜群のグリップ力。路面を捉える高機能なソールは傾斜40度以上の濡れた道でも滑りません。
この秘密はソールのパターンだけでなく、特殊な成分を加えて作られた合成ゴムで、路面にくっつく粘着性を持ちます。スリップによる転倒のリスクを最小限に抑えることで、安心してトレッキングを楽しめます!
購入はこちらから:
モンベル軽快なハイキングに最適な、ミドルカットブーツ。軽量かつ防水機能も備えた優れものです。しなやかなアッパーに柔らかいアウトソールの組み合わせは足に優しくフィットし、スムーズな動きを実現。透湿性の高いゴアテックス エクステンデットコンフォートとグリップ性の高いビブラムRメガグリップで、歩き心地も快適です!
【メンズ】ダナーのおすすめトレッキングシューズ3選
ウォータープルーフフルグレインレザーをアッパーに採用し、また防水・透湿性に優れたGORE-TEXブーティを装備しているため、悪天候にも対応します。またダナー式ステッチダウン製法による排水機能で、ブーツに水がたまりにくくなっているのもうれしいポイント。
クッション性・耐久性に優れた軽量のブーツです。アッパーはスウェードを使用しているので見た目もおしゃれですが、防水性も兼ね備えています。濡れた路面やどんな地形にでもフィットする最高のグリップ力を実現しています。
どんな悪天候でも高いグリップ力を発揮する「Vibram 460ソール」が特徴的なトレッキングシューズ。軽量なEVAミッドソールの採用と、通常内部に配置されているヒールカウンターを外部に出すという仕様で、さらなる軽量化とサポート性の両立を実現。生地にゴアテックスを採用しているため、雨でも安心です。
【レディース】KEENのおすすめのトレッキングシューズ4選
クライミングシューズとコンフォートシューズを掛け合わせたアウトドアスニーカーです。アウトドアでもタウンでも使いたくなるデザイン性の高さだけではなく、吸湿性に優れたライニング素材エオ使用するなど、機能性もしっかり備えています。
テラドーラ ミッド ウォータープルーフは、女性のための次世代トレッキングシューズ。素材には、防水透湿性に優れた「KEEN.DRY」を採用していて快適です。またミッドソール内にあるESSフルレングスシャンクが、軽量性とサポート性を両立しています。軽くて快適な、女性にぴったりのシューズです。
クラシカルなデザインが人気のオールレザーライトハイキングシューズ「ピレニーズ」。クッション性に優れたミッドソールで安定感と快適さは抜群。硬度の異なる2種類のEVAを組み合わせたフットベッドは取り外し可能、レッドカラーのアディショナルシューレースも付属しているため、お好みでカスタマイズすることもできます。
KEENのロングセラー「ターギー2」をアップデートして作られたこちらのシューズ。ミリタリーなテイストで、KEENの独自の技術が使われた高機能シューズです。快適な足入れは継続しつつ、アッパーの構造や素材を改良することで、よりフィット感のある仕上がりに。
【レディース】コロンビアのおすすめのトレッキングシューズ4選
「セイバー4ミッドアウトドライワイド」は、安定したホールド感と優れた防水透湿性を備えたハイキングシューズ。通気性の高いメッシュ素材が蒸れを抑えます。ミッドソールには軽量でクッション性の高いテックライトを使用。水に強いのでウォーターアクティビティの場面でも活躍してくれます。
本格的なトレッキングシューズの入門編とも言える「クレッセントピークアウトドライ」。初心者におすすめです!防水透湿性を備えたメンブレンをアッパーの内側に備えており、雨でも安心。日本人の足に合わせた作りなので、フィット感も抜群です。
オムニテックによる防水透湿性で、雨の日でも履き心地は快適です。グリップ力のあるソールで、歩行に安定感を与えてくれます。さらに、疲労を軽減するアーチサポートのインソールが長時間の運動をサポート。
岩や木の根との摩擦にも強い、耐久性の高いポリエステルメッシュのトレッキングシューズです。ロック式フックで、しっかりとしたレースアップが可能。さらに、厚みのある足首周りで、ホールド性とフィット感は抜群です!
【レディース】ザ・ノース・フェイスのおすすめのトレッキングシューズ2選
このシューズは一般的なEVAクッション素材より柔らかいXTRAFOAMを中央に配置し、そのまわりを硬度の高いEVAで成形することで、安定感のある仕上がりとなっています。アウトソールには全天候型の素材を使用。防水耐久性、防風性、透湿性を兼ね備えたハイスペックシューズになっています。
アッパーにはバリスティックナイロンと、負荷のかかる部分に合成皮革を使用することで、シューズ全体の軽量化と堅牢さを両立しています。ネオプレーンの履き口で包み込むようなフィット感が特長の、軽さと耐久性を両立したテクニカルな仕上がりです。
【レディース】ニューバランスのおすすめのトレッキングシューズ3選
2000年に、トレイルランニング用シューズとして登場した人気商品「703」の復刻モデル。 過去のオリジナルカラーを加え、ファッショントレンドを取り入れたレディースモデルとしてリニューアルして再登場です。
日本人の足にフィットする形が採用されたシューズ。ガラス粒子をソールに添加することで、濡れた地面やぬかるみなどで滑りにくい仕様です。さらに、防水性を備えているため、急な雨でも安心。インソールは取り外しできるため、靴内を清潔に保てるのもうれしいポイントです。
アッパーに耐久性の良いメッシュと人工皮革を使用しているので、耐久性が高くどんな環境にも対応できます。クッション性に優れたソール入りで、凸凹の地面でも安定して歩くことができます。
【レディース】メレルのおすすめのトレッキングシューズ3選
日本人のユーザーの声を元に作られたカメレオンは、メレルの人気定番モデル。少し柔らかめのソールは高低差の少ない長距離向きですが、ライトハイクから日常使用まで気軽にアウトドアを楽しみたい方はこれ一足で十分満足できる性能を備えています。
アッパー部分はヌバックとスエードで耐久性を高め、メッシュ素材が優れた通気性で蒸れない足元を演出しているモアブ2。クッション性が高く、足元を優しくホールドしてくれるので、長距離の歩行でも足元に負担を掛けにくい構造です。
軽量アッパーかつ通気性の良いメッシュ素材を採用し、さらに汗を逃がしやすいゴアテックスも使うことで、雨の日や暑い季節でもシューズを爽やかに保ちます。トレッキングに限らず、スピードハイキング、トレイルランニングなどさまざまなシーンで活躍できる一足です。
【レディース】ダナーのおすすめのトレッキングシューズ2選
グリップ力の高さが特徴的な「トレイル 2650 ゴアテックス」。EVAミッドソールを採用しているため、非常に軽量です。さらに、通常は内部に配置されるヒールカウンターを外に設置することで、さらなる軽量化に加え、サポート性もアップしています。アッパーのスエードにはパンチングを施し、十分な通気性を確保。
アウトソールには、どんな地形にも対応できるようラグパターンと追う切れ込みが入った「DANNERアドリカアウトソール」を採用。ミッドソールとインソールはクッション性とサポート性を兼ね備えています。さらに、防水性に優れたダナードライ メンブレンをライニングに使用しています。
お気に入りのトレッキングシューズを履いてトレッキングを楽しもう!
いかがでしたでしょうか。トレッキングを楽しむためにはシューズをきちんと選ぶことから!自分にぴったりのシューズを選べたら、今年は毎週末外に出かけてみてください。