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野燗炉で焼く焼き鳥

kabawoさん一押し! 至福の時間を提供する野燗炉のこだわりがすご過ぎる!

みなさん、野燗炉(のかんろ)をご存知ですか?聞いたことのない方が多いと思いますが、これは職人がこだわり尽くした、心のこもったキャンプギアです。お酒を熱燗にすることも、料理を炭で炙ることもできます。カリスマキャンプブロガーのkabawoさんにインタビューした際に、太鼓判を押していた野燗炉のこだわりをご紹介します。

突如としてkabawoさんの元に送られてきた野燗炉

野燗炉
カリスマキャンプブロガーのkabawoさんは、流行の発信源。kabawoさんの使うギアはキャンパーも大注目していて、それだけ目利きに定評があります。そんなkabawoさんの元に届いたのがこちらの野燗炉。一見どのような構造になっているのかわかりませんが、kabawoさんは使っていくうちに、このこだわりの虜になったのだそう。

キャンプギア・野燗炉ってなーに?

野燗炉は、おいしいお酒と、おいしい食事を楽しむアイテム。野燗炉上から見ると貯湯部が二つに分かれていますが、一つが炭を温める部分、もう一つがお湯を温める部分に分かれています。 半分で炭を温めると、野燗炉全体が温かくなり、これ一つでケトルのような役割をするのです。炭火焼きでは、焼く・炊く・炙る・煮るの機能を有しています。野菜や魚、お肉を香ばしく調理しながら、温かいお酒も楽しめて、野燗炉ひとつで2つの楽しみ方ができるのです。 野燗炉の詳しい使い方はこちら:野燗炉の使い方

平安時代からある野燗炉を現代に完全復活

野燗炉には、長い歴史があり、始まりは平安時代。日本酒を熱燗で嗜む文化はここから始まったと言われています。当時、一部限られた人間が、野燗炉を手にしていたようです。そこから時代が流れ、江戸時代になると、庶民の手にも野燗炉が渡り、風俗画にも野燗炉が登場するようになったそうです。 そしてまた時代は流れ、昭和の頃には野燗炉は名前さえ忘れ去られてしまいました。しかし、野燗炉の素晴らしさに触発された職人は、これを現代に復活させたいと奮い立ち、文化の復旧に励んでいます。野燗炉のキャッチコピーは「至福の時間は時代を超える」ですが、この言葉は平安時代から長い歴史をかけて現代に復活させたいという、職人の願いがこめられています。

野燗炉は一から設計された完全オリジナル商品

野燗炉で焼き鳥を焼く様子
野燗炉は、他に作っている会社がないため、全て一から作らなければなりません。野燗炉を形どる型の作成から始まり、野燗炉に使用するねじ、野燗炉をぴったりに収納する箱さえも全て一から設計して作っています。しかも、一つ一つの部品にこだわりが強くて、HANDMADE IN JAPANと刻まれています。設計するだけでも大変なのに、更に繊細な技術を取り入れてるのです。これぞ職人技と言わざるを得ません。

桜の花の模様が特徴

野燗炉の桜の花の模様
職人のこだわりがこんな所からちらり。炭の火加減を調節する吸気口から覗く桜です。ひとつひとつのパーツを作るだけでも大変なのに、このようなこだわりを見せられるのは職人技あってこそ。心のこもったギアを重宝するkabawoさんも、このこだわりには驚かされたようです。

焼き鳥を炙りつつ、体の芯まで温める熱燗をすする

野燗炉で焼く焼き鳥
野燗炉の左側では直火に網を敷いてジュージューと焼き鳥を焼きます。たっぷりたれをつけたお肉に、炭で香ばしく焼いた焼き鳥。そして野燗炉全体で、お酒をじっくり温めます。あつあつの焼き鳥をほうばりながら、体の芯まで温める熱燗を少しずつ飲む時間。せわしなく過ぎる毎日の中で、ゆっくりとした贅沢な味わい深さを楽しめますよ。
【基本情報】 素材:ステンレス・表面 ステンレス磨き加工 重量:2.4kg 価格:24,800円 購入はこちら:野燗炉

まとめ

いかがでしたか。大人の至福の時間を提供してくれるギア・野燗炉。機能性は言うまでもなく優れていますが、一つ一つ手作りで、職人のこだわりが細部にまであしらわれているので、心遣いも優れていると言えるでしょう。この一生もののギア、みなさんもぜひ使ってみてください。


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