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犬と戯れるこいしゆうかさん

こいしゆうかインタビュー①!インドアな人ほどハマる話題のアウトドアとは

2019.02.01ノウハウ

インドアなのにアウトドア?ちょっと不思議ですが、じつはインドア派の女の子にぴったりなアウトドアがあるんです。それは…“女子キャンプ”!女子キャンプとは、その名の通り女の子が楽しむキャンプのこと。今、インドア派な女の子の間で話題なんだとか!?

女子キャンプの立役者、こいしゆうかさん

今話題の“女子キャンプ”。このブームの背景には、立役者となった一人の女性がいました。それは、日本を代表する女性ソロキャンパー「こいしゆうか」さん。
登山をしているこいしゆうかさん

出典:photo by yajima shinichi

なにを隠そう、ブームを作り出したこいしさんご本人が、もともとはインドア派だったんだそうです。日本中で人気が広まっている、インドア派におすすめの“女子キャンプ”の魅力について、こいしさんご本人にインタビューしました★

女性だってキャンプを楽しみたい!女性のためのキャンプ情報を

hinata編集部:今ではすっかりブームになった”女子キャンプ”。この大ブームを巻き起こすまでの経緯は、どんなものでしたか?
こいしゆうかさん: 私がキャンプと出会ったのは7年前。その楽しさにはまっていく一方で、雑誌やWEBサイトのキャンプ情報が常に“男性目線”であることに疑問をもちました。
女性でもキャンプをやる人はいます。でも、少ない。きっと他にもキャンプをやりたい女性がいるはずだって思ったんです。そこで、女性がキャンプを身近に感じられて、女性だけでも気軽にキャンプ行けるような活動をしようと考えました。 そうしてまず、ブログ「女子キャンプ*」とmixiコミュニティ「女子キャンプ」で活動を始めました。

“女子キャンプ”のブームを巻きおこせ!

hinata編集部:“女子キャンプ”という名前を作ったのもこいしさんですよね? こいしゆうかさん: はい!当時、「山ガール」とか「森ガール」って言葉が流行っていたんですよね。そうやって名前をつけたらキャンプも流行るかもしれないと思ったんです。で、「女子キャンプ」って名前を作りました。
女子キャンプの活動を本格化させたのは、mijincoというガールズアウトドアユニットを組んでから。私が開設した女子キャンプコミュニティで初めてオフ会を開いたときに集まったメンバーで結成しました。それからはホームページを開設してブログも強化し、今ではキャンプイベントを開催したり、女子向けアウトドア情報を配信したりしています。
女子キャンプの様子
mijincoで女子キャンプブームを広める活動をする中、アウトドア雑誌の「ランドネ」が目をつけてくれたんです。「女子キャンプ」という名前で特集してくれました。そこから女子キャンプの名前がぐんと広がって、いろいろなメディアに注目されるようになりました。

じつは身近な場所に、楽しくて美しい遊び場がいっぱいあった!

hinata編集部:こいしさん、もともとはインドア派だったと噂を聞きましたが、本当ですか?
こいしゆうかさん: はい、本当ですよ!大学時代なんてゲームをやるか、マンガを読んでばっかりでしたね(笑)スポーツも嫌いではなかったですが、なにより絵を描くのが好きだったのでインドアな遊びが好きだったんです。 その当時は外で出かけるときも都会で遊んでいました。渋谷に行ったり、原宿に行ったり、たまに横浜まで行ったり。でも行けるところって限られていますよね。都会遊びってパターン化しちゃうんです。 そんな都会はもう遊び尽くしたなって思ったときに出会ったのがキャンプです。キャンプを始めてから、近くに遊べる場所がいっぱいあるんだってことに気づきました。車がなくたって、電車や自転車、船やボート、あとは自分の足で、いろんなところに行けるようになりました。
晴天の下でのキャンプ
日本って、山も島がたくさんあるんです。キャンプ場だっていっぱいあるし。都会の街だけじゃなくて、身近なところに遊べる場所がまだまだいっぱいあるんです。なにも連休じゃなくても、週末の2日があれば東京の離島や、山梨や栃木に遊びに行ける。キャンプを始めれば、毎週のお休みがうるおいますよ!

キャンプはいたってインドアな遊び!?のんびりゆったりキャンプの魅力★

hinata編集部:インドア派からキャンパーというのは、ずいぶん方向転換されたんですね?
こいしゆうかさん: そんなことないですよ!キャンプってアウトドアだと思われがちですが、じつはやることはインドアなんです。ご飯作ったり、音楽聴いたり、本読んだり、ハンモックで寝たり、編み物したり。いたって文化系ですよね。キャンプは、運動嫌いな人もスポーツ音痴な人でも楽しめるアウトドアというわけなんです。 休みの日に一日中おうちの中にいると、ちょっと罪悪感があったりしませんか?やることは一緒でも、外に出るだけで気分が変わるんです。森や原っぱにおうちを作るようなイメージですね。場所が自然の中になるだけで、なんだかロマンチックになるのが魅力です。
夜の女子キャンプの様子
hinata編集部:たしかにロマンチック!女子キャンプはどうしてこんなにブームになったのでしょうか。
こいしゆうかさん: みんな、もともと自然に興味があるんだと思います。山ガールという言葉も流行りましたし、野外フェスでキャンプをする人も増えてキャンプの楽しさに気づく人も多いみたいです。 その中でも“女子キャンプ”が共感されるのは、アウトドアなスポーツとは違って、女性が好きなものを全部詰め込んだからだと思います。のんびりおしゃべりを楽しんだり、平日では着ない服を着ておしゃれを楽しんだり、ハンモックで遊んだり、いつもと違った食事を作ったり。そういったすべてを詰め込んだアウトドア、それが女子キャンプなんです!
女子だけで火おこしをする様子
女子キャンプのごはん
ハンモックでくつろぐ女性
hinata編集部:たしかにみんな自然に興味はあるけど、なかなか一歩踏み出せないもの。でも、外でのんびり過ごすキャンプにならチャレンジできそうですね!では、女の子が一人でキャンプを始めるには、どうすればいいのでしょうか?
こいしゆうかさん: それはですね…
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写真提供:こいしゆうか


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