【キャンプの輪】サイトレイアウトの達人が語る!合言葉は「シンメトリー」

【キャンプの輪】ゆっくりと火を灯す手間を楽しむ。釣り好きお父さんキャンパーの至高のひととき
2021.02.18ノウハウ
キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回のキャンパーは、子育てに大忙しな千葉県在住のお父さんキャンパーmoalandさん(@moa_land)です。moalandさんが語る、キャンプの魅力に迫ります!
もくじ
【キャンプの輪】No.25 moalandさん
△名前:moalandさん
△Instagramアカウント:@moa_land
△キャンプ歴:約10年
△1年のキャンプ数:お子さんが生まれ、現在は5泊ほど
moalandさんのキャンプスタイルへのこだわり
━━━━ まずは、moalandさんのキャンプのこだわりポイントを教えてください。
moalandさん:一番のこだわりは「手間のかかる火を楽しむこと」です。
━━━━ たしかに、インスタの写真を拝見すると、火器にこだわりを感じます。どれも、アナログ感のある道具のチョイスですね。
moalandさん:そうなんです。ランタンなら、ポンピングやプレヒートが必要な加圧式のランタンや、ストーブは灯油ストーブより薪ストーブといった具合に、火を扱う道具はすぐに使える便利さよりも、火をつける過程に楽しさを感じています。
━━━━ その手間があるからこそ特別な感覚がありますよね。moalandさんが、手間を楽しめる心のゆとりを持ってらっしゃるのもあると思いますが。日常と違って、スイッチ一つで火や灯り付かないところがいいですよね。
moalandさんがキャンプを始めたきっかけ
━━━━ そもそも、キャンプにハマったきっかけや醍醐味を教えていただけますか?
moalandさん:ニュージーランドに住んでるときに、知人にキャンプに誘ってもらったことがきっかけですね。
━━━━ それはドラマチックな出会いですね。はじめてのキャンプは、どうでしたか?
MiMiさん:自然と一体になる感覚がとても鮮烈でした。その時の感動が忘れられず、それから約10年、キャンプをずっと続けています。
━━━━ コロナが明けたら、そのご友人とニュージーランドでまたキャンプができたら素敵ですね。
━━━━ 今ではすっかりキャンプ好きになられたmoalandさんが、キャンプの中で1番幸せを感じる瞬間はありますか?
moalandさん:ふと自然の中にあふれる音を聞いているときですね。川の水が流れる音や、風の音、焚き火のパチパチという音や、鳥の鳴き声などを聞いて楽しんでいます。
━━━━ キャンプではいろんないい音が、聞こえてきますもんね。まさに自然との一体感を感じられる瞬間だと思います。自分の中の野生が取り戻されていく感覚が心地いいですよね。
moalandさんのベストキャンプ場
━━━━ moalandさんは、今までいろいろなキャンプ場に足を運んだと思うのですが、そんな中でも、一番のお気に入りはどこですか?
moalandさん:群馬県にあるカンパーニャ嬬恋キャンプ場です。
━━━━ 無印良品さんが運営している人気のキャンプ場ですね!設備やロケーションもいいところですが、お気に入りのポイントはありますか?
moalandさん:ドッグランサイトがあるところが気に入っています。犬を2匹飼っているのでドッグランサイトのおかげで、犬たちが安全にのびのびと走り回れます。さらに、フライフィッシングが好きなので、湖が近い点も、趣味の両立ができて言うことなしのキャンプ場です。
━━━━ 標高が高い場所にあるから、夏でも涼しい点もワンちゃんたちにとってもうれしいですね。
moalandさん:そうですね。釣りができてドッグランサイトのある避暑地が意外と少ないんですよ。
moalandさんの愛用キャンプギア
sanzoku mountainの焚火テーブル「derutas Tiger」
━━━━ moalandさんは、キャンプギア選びにもこだわりが詰まってらっしゃいますが、そんな中でも特にお気に入りのアイテムはありますか?
moalandさん:まずは、sanzoku mountainの焚火テーブル「derutas Tiger」ですね。重厚感と存在感が心地よく、柄も自分の好みにドンピシャでした。五徳にもなりテーブルにもなり、焚き火の横でお酒を飲むために欠かせません。早く焚き火をしたいと思わせてくれるお気に入りのギアです。
━━━━ タイガーストライプ迷彩をモチーフにした切り抜きが、いぶし銀のカッコよさですね。鉄製のギアならではの武骨さがたまりません!大きさ違いのテーブルが3つでワンセット、さらに高さも3段階で調節できるので、幅広いレイアウトを楽しめる点も実用的です。
neru design worksのガスランタン用カスタムパーツ「Mitsumata」
moalandさん:2点目は、neru design worksの「Mitsumata」。写真の、OD缶と3つのランタンをつないでいる真鍮の管がそれです。たかが管ですが、これにランタンを接続すると、シャンデリアのように豪華に!キャンプサイトをこのアイテムでカスタムした、華やかなランタンで照らすと、一気にオシャレに見え、テンションがあがります。
━━━━ スノーピークの「ギガオートランタン天」を3つ接続して豪華です。「Mitsumata」の真鍮とレザー製のOD缶カバーの質感も相まって、最初からこういうランタンなんではないかというぐらい、一体感がありますね。テーブルに置くだけ絵になる一台です!
カスタムナイフ工房 BEARTOPEのオーダーメイドナイフ
moalandさん:最後は、長野県のカスタムナイフ工房、BEARTOPEで、オーダーメイドしたナイフです。鋼材からハンドル材、長さ、形、全てオーダーした、まさに世界にひとつだけのナイフです。
━━━━ 自分だけのオーダーナイフ!憧れますね。moalandさんは、釣りもされるということでナイフの出番は多いのではないでしょうか。こんな思い入れ深いカッコいいナイフがあったら、見るたびうれしくなりますね。
moalandさん:そうですね。このナイフを使って料理を作ったり、フェザースティックを作ったりしているのですが、なにをしててもテンションがあがります!
moalandさんの今後のキャンプは?
━━━━ 自然の中での遊びの楽しさを知るmoalandさんですが、今後のキャンプでしたいことや目指していることはありますか?
moalandさん:子供がもう少し大きくなったらキャンプの回数を増やしたいですね。キャンプ経験を通して、成長してほしいです。ドッグランサイトのあるキャンプ場に行き、家族みんなでのびのびと自然を満喫しまくりたいです!
━━━━ 今はまだ小さいお子さんが、自然の中で成長していく姿が楽しみですね!
moalandさん:楽しみです!あとは、釣りのためのキャンプに挑戦したい。ミニマムな道具でキャンプして、気が済むまで釣りをしたらサイトに戻って休憩する。そんな夢のような時間を過ごしてみたいです。
━━━━ まだまだ、楽しみが控えていますね。今後のmoalandさんのキャンプライフがさらに豊かになる予感です!
次のキャンパーは?
moalandさんに紹介していただいた次回のキャンパーさんは誰になるのでしょうか!次回のインタビューもお楽しみに!

キャンプの輪
キャンパーがキャンパーを紹介するキャンプの輪。 「人はなぜ、キャンプにはまってしまうのか」。 キャンプの魅力や、人それぞれのスタイルを紹介します。