【石橋、薪を焚べる】を監修!焚き火マイスター猪野さんが完全教本「焚き火の本」を発売

 ノウハウ

焚き火をしている猪野さん

焚き火マイスターとして各メディアに取り上げられている猪野正哉さんが、焚き火にまつわるHOW TOをまとめた完全教本「焚き火の本」(山と渓谷社)を9月16日(水)に発売します。今回は猪野さんが焚き火マイスターとして、多くのキャンパーに焚き火の良さを広めるに至った経緯を取材しました。 (C)矢島慎一


 目次


猪野正哉さんってどんな人?

焚き火のワークショップ

猪野さんは、焚き火マイスターとして、焚き火の楽しさと正しい知識を全国各地のワークショップなどで広めています。初心者への分かりやすい解説が好評で、テレビ番組のキャンプ特集でもひっぱりだこ。大物有名人との出演が相次ぐ人気ぶりです。現在は千葉県にあるアウトドアスペース「たき火ヴィレッジ〈いの〉」を、イベントや撮影場所の提供に限って運営。一般開放できるように開墾中。焚き火文化の普及を目指す日本焚き火協会の会長も務めています。

猪野さんのSNSはこちら!
Instagram:@inomushi75
Twitter:@takibimeister

焚き火マイスターになるまで

メンズノンノの専属モデルとしてデビュー

モデル時代の猪野さん

猪野さんは18歳のときにメンズノンノの専属のモデルに就任し、20歳まで活動。その後、フリーのモデルに転向し、その傍らライフスタイル情報誌の「POPEYE(ポパイ)」のライターも勤めていました。

アパレル業界への挑戦

20代半ばで先輩モデルと共同でアパレルブランドの設立をしました。そのころ、モデルがアパレルブランドをはじめることが珍しくなく、「上手くいくものだと思っていました」と猪野さん。しかし、その予想とは裏腹に、アパレルブランドの経営は立ち行かなくなってしまいました。残ったのは多額の借金。共同でアパレルブランドを作っていた先輩モデルとは連絡が取れなくなってしまいました。

借金返済のために倉庫で働く日々

1人で多額の借金を返済することになった猪野さん。食品を扱う倉庫で仕分けの作業をしてコツコツと返済をしていました。それまで「モデル」や「代表」という肩書きに群がってきた人たちは離れていったと言います。そんなときに、声をかけてくれたのが、モデルを一緒にしていた友人。彼が誘い出してくれたのは「山」でした。

初めての山登り

登山をしている男性

出典:PIXTA

友人が誘ってくれたのは、日帰りで行ける丹沢周辺の山。それまで登山には全く興味もなく、「何が楽しいのだろう?」と不思議に思っていた猪野さんですが、気づいたときには山の虜に。

「今まではプライドが邪魔して、疲れて座り込んだり、振り返ったりできなかった」という猪野さん。登山ではそういったことが自然とでき、何よりも登頂したときの達成感も病みつきに。

山雑誌のモデル・ライターに

山登り中の猪野さん

気づけば、フラストレーションがたまっては山に向かった猪野さん。あるとき、「山に登れてモデルもできる人」を探していた山雑誌から声がかかり、モデル兼ライターとして活動するようになりました。

焚き火との出会い

焚き火の炎の写真

出典:AndrisBarbans/ゲッティイメージズ

焚き火との本格的な出会は、30代後半。知人のアドバイスがきっかけでした。「お前、土地あったよな?焚き火やれよ。その様子をYouTubeで公開したら良いよ」。

グループでのキャンプもしていましたが、それまでわざわざ自分で焚き火をすることはなかった猪野さん。「なぜかそのときはわからなかったのですが、アドバイスを素直に聞き入れてやってみようと思いました」。千葉市の実家の土地にアウトドアスペースを作り、火起こしのワークショップなどを開催するようになりました。

そして、アウトドア雑誌「ランドネ」の企画で「焚き火マイスター」を名乗り、アウトドアを身近に感じてもらうために活動します。

「マツコの知らない世界」で一躍有名に!

1年前、TBSの「マツコの知らない世界」で焚き火マイスターとして出演したことをきっかけに、多くの人に認知され、焚き火にかかわる仕事のオファーが舞い込むようになりました。「キャンプでもなく、登山でもなく、"焚き火"という専門性がウケたのかもしれません」と、冷静に分析する猪野さん。

現在は、アウトドア雑誌やブランドのモデルに止まらず、「石橋、薪をくべる。」の焚き火の監修や、「極上!三ツ星キャンプ」でのレギュラー出演をするなど、さまざまなメディアを通じてアウトドアや焚き火の魅力を発信をしています。

猪野さんが思う「焚き火の魅力」とは?

焚き火

(c)矢島慎一

一般的によく言われる焚き火の魅力は、「高いヒーリング効果」や「無言のコミュニケーションの成立」と言われていますが…。猪野さんにとって焚き火は「原点回帰できるもの」であり、「答えがないから面白い、答えのない遊び」。正解を求めず、自分の好きな楽しみ方を探究しても良いのが「焚き火」です。

9月16日発売!「焚き火の本」

気になる中身をチラリ

焚き火の本の表紙

何となくアウトドア初心者にとっては敷居の高い焚き火ですが、「焚き火の本」を読めばその印象が大きく変わるはずです。楽しみ方や火起こしの方法は、焚き火が安全に楽しめるのであれば、正解も不正解もありません。

176ページの本の中では、焚き火台のタイプ別解説や、焚き火の楽しみ方、猪野さんが普段実践している着火剤を使った火起こしなどの方法を紹介。焚き火にまつわる「こんなことして良いんだ!」という驚きがたくさん詰まった一冊に仕上がっています。

「焚き火の写真集」としての要素も

焚き火の本の撮影風景

▲山と渓谷社提供

猪野さんの焚き火への思いがたっぷり詰まった「焚き火の本」。焚き火の写真を多めに差し込むということも、猪野さんのこだわりの一つです。「焚き火の本」をパラパラとめくって写真を見るだけでも、癒されるような仕様になっています。

アウトドアを日常の延長線上に

「焚き火もキャンプも非日常ではなく、日常の延長線だと思ってほしい。街に出かける感覚で、身近な自然に入ってほしい」と語る猪野さん。アウトドア愛好家もそうでない人も、アウトドアを身近に感じる未来を目指して、メディア出演やワークショップなどさまざまな活動を通してアウトドアの魅力を発信しています。

▼「焚き火の本」は予約を受け付け中。

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