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災害時に役立つキャンプ用品、注目ポイントは軽量性。エルブレスがランキング発表

2020.03.13ノウハウ

国内で自然災害が毎年のように発生する中、アウトドアのアイテムが災害時や避難生活で活躍した実例が多数あり、防災グッズとしても関心が高まっています。東日本大震災から9年経った11日、全国にアウトドア専門店を展開する「L-Breath(エルブレス)」は、防災に役立つ最新キャンプ用品のランキングを発表。普段のアウトドアで使うことで、いざというときに活用できるようにしたいアイテムを紹介します。

あれから丸9年。防災対策に褌を締めなおしましょう

2011年3月11日の東日本大震災の発生から9年。国内では毎年のように地震や台風など自然災害に見舞われており、災害はどこにでも起き、他人事ではありません。L-Breath(エルブレス)は11日に合わせ、アウトドア用品に精通したスポーツナビゲーターが薦める「防災グッズとして役立つ最新キャンプ用品ランキング」を発表。ただ買い揃えるだけでなく、普段のキャンプを通して点検や使いなれておきたいアイテムが上位にランク入りしました。

キャンプギアが避難生活に役立つ!

2018年の北海道の大地震や19年の千葉で大きな被害が出た大型台風による停電では、「アウトドア向けのランタンが役立った」との声が多数報告されています。16年の熊本地震ではテントが避難所として展開され、注目を集めました。シュラフやマットも避難所でのベッド代わりになるなど、アウトドアアイテムが避難生活に役立つことがわかっています。

防災グッズとして役立つキャンプギアランキングを発表

第5位!「コンパクトマットレス」

マットレスはキャンプでも必須アイテム!冬場などは底冷えで体調を崩したり寝付けないことも…。マットレスなら床の冷えを感じさせず、また腰など身体を痛めることがありません。 マットレスにはいくつか種類があり、図1の「エアーマット」はコンパクトに収納できる一方、 空気を入れれば家族みんなで寝れるほどの大きさや厚みになります。図2の「クローズドセルマット」は簡単に折り畳め、軽量かつ断熱性も高く、値段もお手頃です。そして最近人気なのが、図3の「インフレータータイプのマット」。空気の注入口のバルブをあけると自動的に空気が入り膨らみます。断熱性も高く、収納もコンパクトのため、保管や災害時の持ち出しに最適な商品です。

第4位!「軽量・コンパクトツェルト、自立式軽量テント」

ツェルトは緊急事態の野宿や簡単な宿泊用として使用する簡易版のテント。木々に吊るしたり、ロープで簡単に設営できるため、タープ代わりに使えるだけでなく、ポンチョとしても役立ちます。コンパクトに収納できるものが多く、かさばらないのもポイントです。ツェルトより少し重くなりますが、自立型の軽量テントも防災グッズには最適です。 ツェルトについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック▽

第3位!「非常食」

被災した場合でもすぐに支援を受けられるとは限らないため、被災直後は自力で対処できるよう、最低でも3日分の食料や飲料水を備えておくことが必要とされています。そこで必要とされるのが、火を使わなくても水だけで簡単に作れるフリーズドライ食品。最近では食品加工の技術の向上で美味しいフリーズドライが増え、ピラフやドライカレーなどの多くの種類が販売されています。パウチパックによってコンパクトで軽いため、1家族の数日分の非常食として自宅の台所に保管できます。

第2位!「軽量で超コンパクト調理グッズ」

クッカーはキャンプや山登りで欠かせない調理器具。お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたり、さらにはフライパンにもなる万能アイテム。最近ではクッカーやガス缶、小型の食器類が収まる調理道具セットやシリコン製のお鍋、小さく収納するガスコンロなどコンパクトで持ち運びに簡単なアイテムが販売されています。

第1位!「軽量LEDランタン」

防災グッズとして役立つ最新キャンプ用品ランキングの1位は、軽量のLEDランタン。コンパクトで持ち出しも簡単なLEDランタンは電気が復旧しない時に役立ちます。太陽光で充電できるものや超軽量で防水機能を備えた机上タイプなど、見た目も可愛く、種類も豊富。家庭で1つは持っておきたいアイテムです。

災害はいつ起こるかわからない

今回ご紹介したキャンプギアたちはどれも軽量でコンパクト、高機能のアイテムばかりです。自然災害はいつ起こるかわかりません。いざという時のためにもしっかり準備しておきましょう。


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