重さを凌駕するコットンテントの優しい質感【はじめてのおしゃれキャンプ道具 vol.2】
2022.07.12キャンプ用品
「おしゃれキャンパーになって、フェスを全力で楽しみたい!」。そんな想いから生まれたこの企画。20代女子の初心者キャンパーがキャンプ道具を一つずつ集め、じわじわと素敵なキャンプサイトを完成させていきます。果たしてビギナーでも、憧れのおしゃれキャンパーになれる日は来るのでしょうか!?
キャンプといえばアレがないと始まらない
宣言通りにキャンプ道具を集めはじめて数ヶ月。チェアとテーブルで小拠点ができあがりました。キャンプのない日は、家の中で活躍してくれるのもかわいいところです。

シンプルイズベストな愛すべきテーブル【はじめてのおしゃれキャンプ道具 Vol.1】
おしゃれキャンパーになって、フェスを全力で楽しみたい!そんな想いから生まれたこの企画では、初心者キャンパーである筆者がキャンプギアを一つずつ集めていき、じわじわと素敵なキャンプサイトを完成させていきます。果たしてビギナーでも、憧れのおしゃれキャンパーになれるのでしょうか…!?
ただ、道具集めをはじめた頃からずっと気にかかっていたことがありました。いくらチェアやテーブルなどの小物を収集しても、やっぱりテントがないとキャンパーとは呼び難いのでは…。「キャンパーになる」と決めた以上、いつまでも人様のテントに間借りしている場合ではありません。
今回買ったギアは…「テンマクデザイン サーカス コットンバージョン」
テントを一番はじめに購入していなかったのは、なかなかピタッとくるものが見つかっていなかったことも理由の一つ。キャンプサイトのメインとなるテントは、コーディネートが決まる重要な道具です。慎重に吟味した結果、選んだのがこちら。
テンマクデザインの「サーカス コットンバージョン」です。コットンテントの王道がノルディスクだとしたら、このサーカスコットンは知る人ぞ知る曲者のような存在。みんなが持っているものより「私しか持っていない」の方が嬉しく感じてしまう性格にはぴったりな逸品でした。
テンマクデザイン サーカス コットンバージョン
【基本情報】
素材:
[本体]コットン100%(表面撥水加工)
[スカート]ポリエステル
[ポール]スチール製
サイズ:420×420×280(h)cm
重量:約13.5kg
付属品:収納ケース、ペグ、張り綱、設営用ガイドセット
やっぱり憧れるコットンテント
キャンプ場やインスタグラムで様々なキャンプサイトを見ていても、やっぱり気になるのはコットン製のテント。真っ白のテントが優雅に鎮座している姿には、ついときめいてしまいます。中でも素敵なのは、テントの中で最も「テント然」とした三角錐のワンポールテント。テントの前にテーブルやチェアを配置し、ちょっとしたシェルフはあっちに、ランタンスタンドはこっちに、とまだ見ぬ自分のサイトへの妄想が止まりません。
気になるのはその重さ…。
コットンテントに惹かれていながら、購入に踏み切れなかったのはその重さ。どのテントを選んでもゆうに10kgは超えてしまう、ちょっと厄介な道具でもあるのです。持ち運びはもちろん、毎回の設営でその重さに苦労しなければなりません。編集部の面々にも反対されながら、とうとう手に入れてしまったこのテント。果たしてその使用感は…。
コットンの優しい風合いと丁寧な質感
手触りや色合いが優しい
早速広げてみると、コットン特有のふんわりとした手触り。布の丁寧な質感にうれしくなって、設営しながらついなんどもなでてしまいました。
実は届いた直後、分かってはいたものの、そのあまりにもずっしりとした重さにタジタジ。買ったことを少し後悔しかけていました。でも実際に使ってみると、やっぱりこれだ!とうなづける触り心地と色合いでした。
高い天井に広い床
設営後、中に入ってみると、手が届かないほど高い天井に広々とした床。さすがはワンポールテントです。サーカスコットンは、正確に言うと幕。中で寝るためには、インナーテントか、小さなテントを入れたカンガルースタイル、コットなどのアレンジが必要です。そのもう一手間が楽しいポイントでもあります。
今回は、併せて購入したオプション品「ハーフインナー」を連結。ハーフでも大人が3人、十分に寝られるほどのたっぷりとした広さでした。
テンマクデザイン サーカス インナーセット(ハーフ)
サイズ:
[インナーテント]395×265×185(h)cm
[グランドシート]385×260cm
重量:
[インナーテント]1990g
[グランドシート]850g
耐水圧:2,000mm
※インナーテントフロア部分・グランドシート
付属品:収納袋
一人でもなんとか設営できました
サーカスコットンの決め手になったのが、「女子一人でも設営できるらしい」という話を聞いていたから。できれば自分一人でも扱えるテントがいいと考えていたので、コットン素材でも一人で組み立てられるなら買ってみようと思っていました。
ワンポールテントの設営自体、はじめての挑戦でしたが、構造が単だったので、それほど戸惑うこともありませんでした。
でもやっぱり重くて、今回はちょっぴりお手伝いいただきました…。次回からは、重心のかけ方を工夫すれば、一人でも設営できそうです。
いよいよ本格的にキャンパーの道へ
ついにテントを手に入れたことで、キャンパーへの道がグッと近づいてきました。冠にきちんと「おしゃれ」が付くように鋭意情報を収集していきます。次はどんなキャンプ道具になるのか…。乞うご期待ください。
ライター紹介

こがゆうか。運動はおさんぽが限度。常にふやけているのでスローなキャンプライフを満喫しています。