コンパクトなのに快適。やっぱりヘリノックスを選んでしまったワケ【編集部が買ったギアvol.1】

シンプルイズベストな愛すべきテーブル【はじめてのおしゃれキャンプ道具 Vol.1】
2022.07.07キャンプ用品
おしゃれキャンパーになって、フェスを全力で楽しみたい!そんな想いから生まれたこの企画では、初心者キャンパーである筆者がキャンプギアを一つずつ集めていき、じわじわと素敵なキャンプサイトを完成させていきます。果たしてビギナーでも、憧れのおしゃれキャンパーになれるのでしょうか…!?
「楽しい」の先に行きたい
おしゃれキャンプは難しい
みなさんは普段、どんなスタイルでキャンプを楽しんでしますか?新人編集部員として、日々こつこつと情報収集&執筆を行なっているうちに、曲がりなりにもアウトドアのあれこれが分かるようになってきました。自分でもキャンプへ行くようになり、キャンプのとりこになりつつある今、ひしひしと感じていることがあります。
おしゃれキャンプは難しい。
これです。毎日インスタグラムを眺めていると、きらきらしたキャンプ風景で溢れています。有名インスタグラマーと呼ばれる方々に実際にお会いすると、素敵なサイトに素敵な方ばかり。憧れが募るばかりです。私もチャレンジを!と、いざキャンプに行ってみると…できない!物の選び方から配置ひとつとっても、こだわり抜かれていることがよく分かりました。とはいえ、まあ楽しければいいじゃない、とこれまでは深く考えていませんでした。
フェス=きらきらの集大成
そしてこの夏、初めてキャンプフェスへ参加しました。キャンプブックから始まり、コールマンキャンプ、タイニーガーデン、ニューアコなどなど、行けなかったフェスも逐一SNSやレポート記事で追っていました。どの会場もキャンプ特有のゆるい雰囲気に、音楽と人が重なり、独特の空気感で満ちていました。これが「チルアウト」というものかと、そのとき初めて体感したのです。
一方で、どこか既視感も感じていました。その正体は、いつもみていたInstagram。洗練されたキャンプサイトやアウトドアファッションに憧れながらも、どこか遠くに感じていた世界が目の前に現れたのです。右を向いても左を向いても最高なこの空間で、自分もきらきらしていたらもっと最高なのに…。じゃあなるしかない、おしゃれキャンパーに。
今回買ったギアは…「ヘリノックス テーブルオー M」
ということで、頭の中で目指したい素敵なテントサイトを思い浮かべながら、少しずつギアを買い始めました。実はさる7月、筆者はヘリノックスのチェアを購入しています。
その後、購入したのがこのアイテムです。

出典:Amazon
【基本情報】
サイズ:直径40cm×50(h)cm
収納時サイズ:47cm×57×6(h)cm
総重量:882g
本体重量:662g
付属品:収納袋(キャンバスコットン)
耐荷重:3kg
小回りのきくテーブルが欲しい
チェアとシュラフのセットがあれば、テント持ちの人にくっついてキャンプに行くことができます。それであれば、次に買うべきはシュラフ?いえいえ、目指したいのはおしゃれキャンパー。見えない部分は一旦後回しです。
ずっといいな、と感じていたのがサイドテーブル。お酒を楽しむ身としては、チェアの横にちょっとしたテーブルがあると大変便利。それに、テントの前でちょっとチェアとテーブルを出してくつろぐおしゃれなキャンパーさん、素敵ではないですか。
ある先輩キャンパーのとっておき
さてどんなテーブルを…と思っていたところ、編集部のとある先輩からとっておきのテーブルを見せていただきました。それがヘリノックスの「テーブルオー」との出会いです。テーブルワンくらいしか知らなかった筆者は、ヘリノックスからこんなにシンプルな丸テーブルが出ているなんて思いもよりませんでした。情報感度の高い彼が持っていたのはモンロとコラボした限定版でしたが、模様のない通常版をインスタで発見し、一瞬で心奪われてしまいました。そこでこっそり真似させていただくことにしたのです。
愛すべきシンプルオブザベスト
実はワンサイズ大きい「テーブルオーM」が発売されていると知り、今回はそちらを購入しました。小さい方も魅力的だったのですが、直径26.5cmで、マグとスマホと小物をちょっぴり置いたらいっぱいになってしまいそうなサイズ。対してMは直径40cm。雑誌とコーヒーを置いて一人で広々使うもよし、友人や恋人と仲良く分け合って使うもよしと汎用性の高さに心惹かれました。それでは、知る人ぞ知るテーブルオーの魅力をとくとご覧あれ。
このコンパクトさが愛おしい

またヘリノックス…と思わないで!このミニマル感がつい癖になってしまうんです。トートバッグに入ってしまう大きさと構造は、コンパクトを売りにしているヘリノックスならでは。

専用トートなので足をしまうポケット付き。中でバラバラ動いてしまわないのは地味に嬉しいポイントです。
シンプルに見えてキャンプギアらしさも

チェアと同様、組み立てるのはとっても簡単。ポールを板の裏面にはめ込むだけで終わりです。

超シンプルな見た目は、一見するとあまりキャンプギアらしくなく、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。でも表面を撫でてみると、さりげなく滑り止め加工が。地面が不安定なことも多いキャンプでは、なかなか重宝するはずです。三本足も安定感があっていい感じ。
チェアワンにしっくり

さっそくチェアと併せて使ってみると、高さがかなりいい感じ。チェアワンは独特な形なので、テーブルがあまりに低すぎるとちょっと使いづらいんですよね。その点、テーブルオーは同じヘリノックスですから、ほどよい高さになっていました。なんだかコロナもしっくり。(撮影しながらちょっぴりいただいてしまったのは秘密です)
次はいよいよ全体の構想に移る…!?

さて、テーブルとチェアが揃うと小拠点完成、な感じがしますね。周りにどんな物を置いていこうかな、とイメージが膨らみます。やっぱり拠点がないと全体の構想を練りにくい…。そろそろキャンプに必須のアレを手に入れるしかないかも…!?次回は一体どんなギアをご紹介するのか、お楽しみに。
ライター紹介

こがゆうか。運動はおさんぽが限度。常にふやけているのでスローなキャンプライフを満喫しています。